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福井駅から徒歩2分 えち鉄の高架下にぎわう 福井屋台村オープン
北陸新幹線開業まであと1カ月余り。福井駅周辺の賑わい活性化に向けて14日、えちぜん鉄道福井駅の高架下に飲食店が連なるふくい屋台村がオープンしました。佐々木記者のリポートです。
佐々木菜緒記者:
きょうオープンした「ふくい屋台村」に来ています。まず場所ですが、福井駅東口から北に2分ほど歩いたところの、えちぜん鉄道福井駅の高架下のスペースです。
早速行ってみましょう!照明が素敵で温かい雰囲気ですね。こちらは高架下なので雨の心配がありません。電車が通ったときには電車の音や振動を肌で感じます。狭い通路の両側にはコンテナ型の店舗が並んでいて、横丁のようなディープな雰囲気です。
お店の中を覗いてみましょう。座席はL字方に配置されていて、1店舗あたりの席数は10席前後。まさに屋台のようにこじんまりとした店が並びます。人との距離も近いので会話も弾みそうだし、お店をハシゴするのも楽しそうですよね。
この場所を提供したえちぜん鉄道によりますと、これまで高架下は駐車場としての利用が多く、人が交流する場としての活用はほとんどなかったということ。駅周辺の賑わいの創出に期待を寄せています。
屋台村は、全部で10店舗(現在9店舗)居酒屋、ホルモン、ラーメンなど多種多様。です。仕掛け人の鈴木義之さんは、「まずは地元民が集える場に。開業後は地元民と観光客が交流できる場になれば」と話します。
営業時間はテナントによって違いますが、夕方から営業を始め深夜0時には完全閉店します。福井市中心部では、この「ふくい屋台村」をはじめ、3月にかけ相次いで商業施設がオープンします。福井駅構内には土産屋や飲食店などをそろえた新たな商業施設「くるふ福井駅」が、そして、福井駅西口には多様なジャンルの福井の食を堪能できるフードホールの「ミニエ」が、新幹線の開業に合わせ3月16日にオープンします。
北陸新幹線開業まで約1カ月。福井駅周辺では観光客を受け入れる準備が佳境を迎えています。
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