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“繊維王国”福井の縫製加工会社が事業停止 コロナ禍で悪化した業況回復できず…中東情勢が追い打ち 負債は7000万円の見込み

2026.05.28 10:30

福井県坂井市丸岡町の婦人服縫製加工業「大牧縫製」が事業を停止し、近く福井地裁へ自己破産を申請することが分かりました。

民間の調査会社・帝国データバンク福井支店によりますと、同社は1974年(昭和49年)に創業し婦人服や子供服、インテリア小物用品の縫製・加工や販売を手掛けていました。

染色から製品化まで一貫した体制を構築し、地方アパレルメーカーや問屋を主な取引先とした受託生産で業務を拡大。2019年12月期には年間約6200万円の売り上げを計上していました。

しかし、コロナ禍の業績悪化に加え仕入れコストの上昇で収益性が下がり、従業員の解雇に踏み切ったものの、生産能力の低下を招き2025年12月期には年間約1300万円の売り上げにとどまりました。

さらに中東情勢の影響で経営環境がさらに悪化。資金繰りが厳しくなり、先行きの見通しが立たないことから事業継続を断念したとみられます。

負債は約7000万円の見込みです。

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