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若者目線で地域交通の課題解決へ 津田塾大生が半年間の研究成果から鯖江市に政策を提案 市は今年度計画に反映へ
2026.02.17 18:30
北陸新幹線の福井県内開業で交通インフラの活性化がみられる一方、地域住民の足となる公共交通の維持や再編はいま、各自治体で重要な課題となっています。そんな自治体の一つである鯖江市は今年度、東京の大学生と一緒になって地域の交通課題の解決に取り組んでいます。17日は学生らが役場を訪れ、若者ならではの目線で交通政策の提案を行いました。
鯖江市を訪れたのは津田塾大学の学生11人です。
国土交通省が行う交通空白解消に向けた実証事業の一環として、学生たちは市の公共交通の課題とその解決法を探るため、去年から約半年間にわたってデータ分析やフィールドワークに取り組んできました。
最終報告会の17日は、佐々木勝久市長や幹部職員を前にその成果を発表しました。
学生らは、携帯電話の位置情報のデータを活用し、サンドーム福井への来場客が市内をスムーズに周遊できていない現状を指摘。解決策として、コミュニティバスの運行ルートを再編し、駅や商業施設を結ぶことでより高い経済効果が期待できると提言しました。
そのほか、車の免許を持っていない人のためレンタサイクルを整備することや、公共交通機関の活性化に向け、利用することで付与されるポイント制度の導入も提案しました。
提案を受けた佐々木市長は「鯖江市のことを考えて、皆さんなりの目線と体験の中で3つほど提案いただき、誠にありがとうございました。少しでも形にしていくのが私の仕事」と述べました。
鯖江市はこうした提案や意見交換で得た知見を、今年度に定める向こう5年間の地域公共交通計画に取り入れていきたい考えです。
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