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落石事故のえちぜん鉄道 脱線車両の撤去が完了 今後は落石の撤去や線路の点検作業へ【福井】
2025.03.10 10:30
2日に発生したえちぜん鉄道の電車が落石に衝突した事故で10日、脱線した車両の撤去が完了しました。今後は、落石の撤去や線路の点検、補修作業が進められ、全線での運転再開を目指します。

事故が発生したのは、勝山市にあるえちぜん鉄道の比島駅付近で、2日午前5時半頃、勝山発福井方面行きの2両編成の電車が、線路横にあった縦・横約1.5メートル、奥行き約2メートルの落石に衝突し、先頭車両の窓ガラスにひびが入り、脱線しました。乗客2人にけがはなく、運転士1人が膝を打つ軽いけがをしました。
10日は、クレーンを使って脱線した車両を吊り上げで線路に戻し、別の車両が勝山駅まで牽引しました。
事故があった車両は今後、列車の運行時間外に福井の車両基地まで運ばれることになっています。

今後は、落石の撤去や線路の点検、必要に応じて補修作業が行われることになっていて、安全が確保され次第、全線での運転再開を目指します。
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