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越前そばにプラス一品「SOBARライトセット」で福井の“そば文化”発信へ 高校生発案「そば団子入りぜんざい」とのセットも
2025.12.10 11:45
福井のそば文化を県内を訪れた人に知ってもらおうと、「越前そば」ともう一品をセットにして提供する飲食店の取り組みが拡大しています。
福井商工会議所は、3年前から「SOBAR(ソバール)プロジェクト」と題し、飲食店で「越前おろしそば」に地酒、つまみをセットにして提供し、県外の人に福井のそばをPRする取り組みを進めていて、県内41店が参加しています。
今回、新たに車を運転する人や子供など酒を飲めない人にも楽しんでもらおうと、このうちの7店舗が地酒の代わりに料理一品を組み合わせたセットメニュー「SOBARライトセット」を始めました。
福井市の足羽山にある大久保茶屋では「そば団子入りぜんざい」をセットにしました。
武田祐季アナウンサー:
「見た目からも、そば粉が練り込んであるのが分かります。そばの良い香りともちもちの食感で美味しいです」
このメニューは、そば打ちの強豪である啓新高校そば部が考案。ダイレクトに伝わるそば粉の香り、辛いおろしそばに対する優しい甘みで、また違ったそばの魅力を引き出しています。
福井商工会議所の田中雄大さんは「福井のそばと地酒、つまみが一つになったSOBARセットメニューと、お酒が飲めない方は(プラス、料理一品の)SOBARライトセットメニューを楽しんでほしい」と話しています。
新登場のメニューは「そばかりんとう」や「そばがき」などをセットにし、県内7つのそば店で販売されています。
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