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農産物・地酒など“海外販路”開拓へ 外国語のウェブカタログ作成などに予算2億円 5年後には1.8倍、年間54億円の出荷額目指す【福井】

2025.02.27 18:45

福井県のブランド牛「若狭牛」が1月に初めて海外の台湾に輸出され、話題になりました。そうした中、県は今後、県内で収穫される農産物や県産の食品の海外輸出を強化する方針で、5年後には現在の1.8倍となる年間54億円の出荷額を目指します。
         
27日の県議会一般質問で、自民党福井県議会の時田和一良議員が「国内の農林水産物の輸出は好調に推移している。県も食品の輸出をさらに強化すべき」と主張し、県産食材や食品の海外輸出の方針について質問しました。
 
これに対し県の稲葉農林水産部長は「県産の農林水産物や食品の販路として、海外市場は非常に有望。5年後の令和11年度に現在の1.8倍となる54億円を目指して、輸出拡大に取り組んでいく」と答えました。
  
県の調査では、2024年の県の食品輸出額は約30億円でした。そのほとんどが福井の地酒=日本酒で、主に中国や東南アジア向けに輸出されたということです。
  
県では今後、フランスやアメリカなどにもターゲットを拡大し、5年後の2029年には年間輸出額54億円を目指します。
 
今後は北陸3県で連携して、海外で開催されるコンベンションに参加するほか、英語やタイ語に対応したウェブカタログを作成するなどし、日本酒以外の食品や農林水産物の輸出を促進したいとしています。
  
県は、これらの輸出拡大に向けた事業として、2月補正と2025年度の当初予算案で合わせて約2億円を計上しています。

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