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高校女子ホッケー全国選抜大会3連覇の丹生高校が県に優勝報告 キャプテン金子七海選手は高校生で15年ぶりに日本代表入り【福井】
12月に全国高校選抜大会で3連覇を果たした丹生高校女子ホッケー部が、24日に福井県庁を訪れ、優勝の喜びを語りました。チームのキャプテン金子七海選手は、高校生としては約15年ぶりに日本代表「さくらジャパン」入りを果たしていて、2重の喜びとなりました。
「さくらジャパン」入りを果たしたチームのキャプテンで3年生の金子七海選手は、県庁で「人としても選手としても成長できるように、3年間の経験を生かしてこれからも頑張りたい。応援ありがとうございました」と全国大会優勝の喜びを語りました。
チームは12月の全国選抜大会の決勝で、サッカーのPK戦にあたるシュートアウト戦を制し、今シーズンはインターハイと全国高校選抜の2冠を制覇しました。
2月にチリで開かれる国際大会に出場するホッケー女子日本代表「さくらジャパン」の18人に選ばれた金子七海選手は、ドリブルやシュートを得意としていて、1月14日から3日間行われた選考会を経て日本代表に選出されました。日本ホッケー協会によりますと、高校生が選ばれるのは約15年ぶりの快挙ということです。
金子選手は「選ばれたのが分かった時は、ジャンプしてすごくうれしくて…、まさか自分が選ばれるとは思っていなかった。自分は得点を取るポジションで出るので、点に絡めるようなプレーと、強いシュートを打って点をとりたい」と抱負を語りました。
岡山県出身の金子選手は「(福井で)日本のトップレベルの先輩方の練習する姿を見て、自分もこの人たちとチームの一員として戦いたいと思い丹生高校に進学することを決めた。仲間だけでなく、クラスメートなど色んな人が自分を支えてくれて、温かく受け入れてくれたことが自分の頑張りにもつながったと思うし、3年間頑張れたことにつながった」と、3年間の福井での生活が自身の成長につながったと話します。
金子選手は、2月に茨城県で行われる代表合宿に参加予定です。卒業後は県外の大学で競技を続け、3年後のロサンゼルスオリンピックで日本代表として出場することを目指しています。
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