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鯖江のプラスチック成型業者が破産 受注減や材料支給による加工賃収入の割合増で採算が悪化 負債は8600万円 福井
福井県鯖江市のプラスチック成形業「窪田プラスチック」が、福井地裁から破産手続き開始決定を受けたことが分かりました。負債は約8600万円の見込みです。
民間の調査会社・帝国データバンク福井支店によりますと、同社は1971年8月に創業し、1989年7月に法人化したプラスチック成形業者です。椀やすし桶などの業務用漆器や日用雑貨類を主力としながら、家具、家電、電子部品などさまざまなプラスチック成型品の製造を手掛けていました。
受注生産100%で大半を自社で製造し、鯖江市周辺では同業としてはトップクラスで、1993年4月期には年間約6億3000万円の売上高を計上していました。
しかし、長引く不況の影響で漆器業界からの受注が減少。産業用プラスチック製品へと事業をシフトしましたが、得意先が外注先を見直したことによる受注減少や、支給された材料で製造する加工賃のみの収入の割合が増えたにより、2025年4月期の売上高は約2億7000万円にとどまり、採算も悪化していたとみられます。
業績改善や借入金の返済など資金繰りの目途も立たないことから事業継続を断念し、今回の措置となりました。
負債は債権者約34名に対し約8600万円の見込みです。
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