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新幹線開業まで1カ月半 敦賀の街中盛り上がる 新規出店相次ぐ

2024.01.30 18:50

北陸新幹線の金沢ー敦賀間の開業まで残り1カ月半。敦賀市中心部が盛り上がりを見せています。気比神宮など歴史的な建造物が集積し観光面でも重要なエリアで、ここに新しい店が相次いで開店し盛り上がりを見せています。

 

日本三大鳥居にも選ばれる気比神宮。老舗が軒を連ねる参道はこの1年で空き店舗への出店が相次ぐ熱いエリアです。

 

おしゃれな外観のカフェはパンケーキが一押し、気比神宮の湧き水を使ったコーヒーも提供しています。気比神宮の目の前には、空き店舗を改修したレストラン、敦賀初出店で地元食材を生かしています。隣には古道具やアップサイクルの家具や雑貨を扱う店と個性豊かな店が、続々と誕生しました。

 

少し足を延ばすと、次の注目エリアです。港町敦賀の雰囲気を残す歴史的な街並み、通称「博物館通り」です。
12月には文具店跡がリノベーションされ、レストランとしてオープンしました。昼は、地魚の海鮮丼をセルフサービス、夜はイタリア料理を中心に提供します。経営するのは、もともと市内の繁華街・本町でレストラン「ジブン食堂」を切り盛りしていた森義文さんです。今回、博物館通りに移転。2月には2階に簡易宿泊施設ゲストハウスをオープンし、新たな船出となります。

 

ジブン食堂 森義文代表:
「もともとゲストハウス兼飲食店をやりたいと思っていた。常連客から遠方から来ても泊るところが少ない、原子力分野でホテルも埋まっているので、どうせなら飲んで食べて泊まれるところを一緒にやろうと決意した」

 

文具店跡の一部、隣の店も12月にオープンしたばかり。職人やハンドメイド作家が作る雑貨を集めたセレクトショップです。店を開いたのは、市内で編み物や布雑貨を手掛ける田中恭子さんで、念願の自分の店となりました。

 

田中恭子さん:
「好き通りにお店が持てて幸せ。おしゃれ、個性的な店がたくさんあり、店を回りながら博物館通り全体を楽しんでもらえる街になるといい」

 

訪れた人たちは「小浜とか小京都で、敦賀でもそういう店ができるといいと思ったら古民家改築したと聞いたので来た」、「とってもいいと思う 若い人に盛り上げていってもらわないと敦賀も発展しないし」などと話していました。
また、ある飲食店経営の男性は、「行政も一般の人も商店街も、前向きに努力する姿勢がないと、新幹線が来てもまちは活性化しないので、総合力で行かないと」と意気込んでいます。

 

敦賀商工会議所によると、この1年の市中心部の新規出店は把握しているだけでも7店。開業までにさらに5つの店がオープンする見込みで、近年にない多さです。

 

後押しするのは、新幹線開業の効果をまちなかに取り込もうと、県と市などが創設したファンド(補助金)です。福井市と敦賀市で実施し、敦賀では最大2000万円の支援が得られます。商店街とも連携して誘致し、テコ入れ成果が現れています。

 

ジブン食堂 森義文代表:
「もっとこの通りに店が増えることも決まっているようだし、駅前再開発も進み、港の金ヶ崎の開発も今から進むようなので インバウンド含め観光客の誘客の期待感がある」

 

中心部と合わせて観光の重要な一角をなす金ヶ崎では、食を堪能する宿泊施設オーベルジュを中心とした複合施設を民間が計画中で、あわせて市は周辺を整備する方針です。

新幹線開業に合わせ、民間の投資はラストスパートを掛けています。

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