ニュース
県内のニュース
北陸新幹線・福井県延伸後初の「北陸デスティネーションCP」10月スタート ラッピング新幹線や周遊パスで誘客に期待
北陸3県の自治体やJRグループ6社などが一体となって行う、大型の観光キャンペーン「北陸デスティネーションキャンペーン」が10月から始まります。それを前に22日記者会見が開かれ、キャンペーン内容が示されました。
10月からスタートする「北陸デスティネーションキャンペーン」は、北陸3県の自治体やJRグループ6社、観光団体などが一体となって展開する観光キャンペーンで、全国からの誘客が期待されています。
デスティネーションキャンペーンの舞台が北陸となるのは、北陸新幹線が金沢開業した2015年以来2回目です。記者会見では、石川県・馳浩知事が「日本の美は北陸にありというキャッチフレーズの通り、この時期ならではの美しい北陸の魅力を存分に堪能してほしい」と話しました。
今回のキャンペーンのテーマは「5つの美」で、食や自然、歴史、温泉など情緒に満ちた奥深い北陸の魅力を存分に楽しめる各県、各地イチオシのツアーやイベントなどを実施します。
また期間中は、北陸三県の名所などをデザインしたラッピング新幹線を運行し、沿線にキャンペーンをPRするほか、敦賀ー糸魚川間の北陸新幹線が3日間乗り放題となるフリーきっぷも販売し、北陸3県の周遊も促します。
JR西日本金沢支社・石原利信支店長は「金沢開業で盛り上がっている効果以上に、前回のキャンペーンの利用が多かった。今回も同様になるよう、福井県も合わせて目指したい」と話しました。
そのほか県内では、敦賀ー城崎温泉間で観光列車「はなあかり」の運行や、福井駅と各観光地を結ぶXRバス・WOWRIDEの割引やダイヤの変更が行われるということです。
一緒に読まれている記事
-
「北陸新幹線」全線開業の“旗振り役”が不在に…予算獲得の中央要請できず 福井県知事が辞意表明でどうなる?大阪延伸
-
「地震前のように、いっぱい練習したい」能登と福井の子供たちが野球で交流 「こまつドーム」でのびのびプレー
-
北陸新幹線の車両床下の検査の様子を間近で 敦賀車両基地で市民対象の見学会 福井
-
北陸新幹線の“除雪車”を点検 福井県内区間は7台体制 11センチ以上の積雪予想で出動
-
踏切内での車との衝突事故を想定し対応訓練 けが人の救出手順などを確認 ハピラインふくいが警察や消防との連携強化
-
北陸新幹線のルート再検証は「50年以上の経緯を白紙にする議論」福井県知事がけん制 小浜・京都ルートでの全線開業の必要性訴える
-
北陸新幹線の敦賀以西「小浜・京都ルート」調査費を4年連続で計上へ 国交省2026年度予算の概算要求【福井】
-
福井市が都市計画の“中心エリア”を拡大 アリーナ建設予定地や足羽山周辺も加わる 呼称も「都心部」に変更
-
存続危機だった“敦賀の屋台ラーメン” 保健所の機転で「露店」として営業継続 74歳店主がふるまう自慢の一杯【福井】
-
保守王国・福井でも比例は参政と国民が大躍進 自民・滝波氏は3選も…得票率は前回の6割から4割に減「落とした分の重みある」
- 広告


