ニュース
県内のニュース
「また日本に来たい!」“多文化共生”を目指す勝山市にインドネシアの高校生が修学旅行 地元の生徒と交流 【福井】
勝山市では人口減少対策として、外国人など、どんな人でも住みやすい多文化共生社会を目指しています。そうした中、インドネシアの高校生が9日から修学旅行で市内を訪れていて、10日は地元の高校生と交流を深めました。
勝山高校を訪れたのは、インドネシアから来た高校生13人です。修学旅行で9日から勝山市を訪れ、市内でホームステイをしています。
滞在2日目は勝山高校で1年生と2年生のクラスに分かれて英語の授業に参加しました。
勝山高校の生徒が「私の好きな歌手は米津玄師」と言うと「シンガー?レモン?知ってる」と意気投合する場面も。
インドネシアの高校生と勝山高校の生徒たちは、英語とジェスチャーで自己紹介し合ったり、互いの国や学校について会話したりして交流を深めました。
インドネシアの高校生たちは「初めての海外旅行で心配だったけど、同年代と話しているうちに緊張が溶けた」「インドネシアと違って通りがきれいで騒がしくない。人々も素敵で、少し暑いけどインドネシアも暑いから大丈夫。また日本に来たいです」などと話していました。
また、勝山高校の生徒たちも「うまく言葉を伝えられなところが難しかったけど、ジャスチャーとかで頑張って伝えた」「同じアジアなので意見が合うかなと思っていたけど、やっぱり合って、楽しかったし、いい機会になった。一度インドネシアに行ってみたくなった」と話していました。
勝山市の人口は現在約2万1000人で、そのうち外国人の人数は約340人。2年前から比べると100人あまり増えています。市は、外国人も住みやすい地域を目指し、今後もこうした国際交流を積極的に進めていきたいとしています。
一緒に読まれている記事
-
勝山市役所近くでクマの足跡が多数見つかる 住宅の庭に垣根を破って侵入か 福井
-
スキージャム勝山で安全祈願祭 20日にオープン控え“安定した降雪”を期待 18万4000人の来場を見込む
-
“浮かれ太鼓”やおはやしを体験 「勝山左義長まつり」本番に向け講習会 人口減少で存続かけ県外からも参加者 福井
-
雪解けまで…“恐竜”たちが冬ごもり かつやまディノパークで巨大モニュメントを室内へ移動 福井
-
人気者“ティラノサウルス親子”が冬ごもり 大野市・道の駅「九頭竜」 雪解けの来年3月下旬に復帰 福井
-
庭で作業中の80代男性がクマに顔をひっかかれる 近くにいた妻が119番通報 市などが捜索もクマの姿は確認できず 福井・勝山市
-
【速報】80代男性がクマに襲われけが 搬送時意識あり 勝山市平泉寺町の九頭竜川近くの集落 クマの行方分からず 福井
-
世界選手権で史上最多の優勝3回 バドミントンの山口茜選手が勝山に凱旋 福井県栄誉賞を受賞 福井
-
名称は「〇〇つくるカフェ」 福井県庁の多目的スペースを高校生がデザイン「利用者に何かを作り出してほしい」
-
まるで大きな花束のよう ドーム状に咲きそろう小菊「クッションマム」が見頃 趣味で育て近所の人たちの癒やしに 福井・勝山市
- 広告


