ニュース
県内のニュース
【2024newsイット!アーカイブ】 戦国大名・朝倉氏景ゆかりの湧水「岡の泉」 田畑を潤し、飲料水として愛飲する住民も 【福井】
福井県内の魅力を再発見する「小旅」のコーナーでは今回、福井市岡保地区で住民が大切に守り続けている、戦国大名・朝倉氏ゆかりの名水を紹介します。地域の人が大切に守り続ける泉と、実はあまり知られていないもう一つの泉です。
(2024年8月29日記事の再掲載です。文中の年齢、役職等は当時のものです)
緑に囲まれた中に、ひっそりと佇む小さな泉「岡の泉」です。その歴史は、500年以上前からと古く、応仁の乱が治まった1481年には、朝倉氏二代当主・氏景(うじかげ)が近くに神社を建立した際、手水として使ったという記録も残されています。
今も、こんこんと湧き出る水は周囲の田畑を潤し、飲料水として使われています。自然あふれる水辺には、アメンボやトカゲなど、さまざまな生き物の姿も。
岡の泉の湧き水は、硬度が低い軟水です。日本料理や香りを楽しみたい飲み物に最適と評判で、地域の内外から多くの人が水を汲みにやってきます。水汲み場を覗いたときの水面に映る、青空や綺麗な雲に、心癒やされるのだそう。
地元の人は「ご飯を炊く時の水に使う。水道水とは全然違う。水道水を使うと一瞬で分かる。長い間この水を使っているので。今の時期だと麦茶や特にコーヒーをいれるのにいい」と話していました。
水温は1年を通して13度から15度で、帰るころには、容器が結露する冷たさです。
実は、地域の人が知る泉はもう一つありました。ここから東へ進み、突き当たりを右へ曲がった先にも小さな泉が。岡の泉より1度ほど水温が低く、こちらを好んで水を汲む人もいるのだとか。
残暑厳しい日が続きますが、涼を求めて訪れてみてはいかがでしょうか。
〈岡の泉〉
場所:福井市次郎丸町
アクセス:岡保地区を走るコミュニティバスのバス停「岡の泉」から南へ約50m
※泉の前に無料駐車場あり
一緒に読まれている記事
-
福井アリーナ整備費用の上振れ分「現時点では分からない」 整備会社がこの夏めどに精査 9月の福井市議会で土地の無償貸与についても議論へ
-
セーレンが5期連続の増収増益決算 車両資材やエレクトロニクスが牽引し過去最高を更新 今年度も営業利益ベースで増収増益見込む 福井
-
後継者不在の家具店を引き継ぎ、売り上げ5倍に…コンセプトは「良品安価」 小規模のメリット生かし「低コスト運営」を徹底、独自商品も開発 福井
-
コスト上昇、資材不足…不安を残し走り始めたアリーナ建設 今年度予算に約4億4000万円を計上の福井市 13日の市議会でロードマップ提示へ
-
青空に映える色とりどりのバラ 県内すべての観測地点で25度超の夏日に 福井と春江、敦賀で今シーズン一番の暑さ
-
88歳男性が運転の車、カーブを曲がり切れなかったか…道路脇のブロックに衝突し死亡 大野市九頭竜湖沿いの国道158号
-
福井名物「おろしそば」を食べまくれ!ギネス達成の記念日に販売イベント
-
「事業領域を補完し競争力強化へ」福井コンピュータホールディングスが来年4月に筆頭株主と経営統合 設備投資で決算は減収減益を見込む
-
【続報】高級ブランド店が相次ぎ被害…福井県警が広域窃盗事件を視野に捜査 名古屋や東京でもクロムハーツなど盗まれる被害
-
「存亡の危機です」原油高騰で燃料費が1.5倍に…銭湯から悲鳴 福井の浴場組合が県に財政支援を緊急要望
- 広告


