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冬季限定!骨を煮込んだ芳醇なスープ「イノシシラーメン」提供始まる 福井市殿下の農家レストランで3月16日まで

2025.01.30 18:45

福井市殿下地区の農家レストランでは、地域で捕獲されたイノシシを使った冬季限定のラーメンの提供を始めています。
 
福井市殿下地区にある農家レストランで今シーズンの提供が始まった「福亥のししラーメン」。トッピングされているのは煮込んだイノシシの肉で、しょうゆ味の濃厚なスープも地区で捕獲されたイノシシの骨から作っています。
  
ラーメンを提供するのは、7年前にUターンし地区内で自伐型林業を営む松平成史さんです。移住後ほどなくして狩猟も行うようになると、捕獲されたイノシシの肉が販売される一方で、骨はほとんど廃棄されることを知り、なんとか活用できないかと考案しました。
 
松平さんは「もったいないから。骨も『これ捨ててしまうのか』というくらい肉も付いていた。鍋に一緒に入れたら食べられそうだな、という発想」と考案のきっかけを話します。
   
こだわりはイノシシの骨を丸2日以上煮込んで作る芳醇なスープです。味わいを大きく左右する「かえし」も毎年改良を重ねています。
   
「殿下のイノシシは処理が早いので臭味がすごく少なく、味わいはしっかりあるのが特徴。しょうゆダレは、去年バッチリなのが出来たので今年もそれを引き続き使っている」といいます。今シーズンの営業初日には、オープンを聞きつけた客が来店し、おいしそうに麺をすすっていました。
  
松平さんは「市街地の人たちも、ラーメンをきっかけに殿下に来ておいしい郷土料理を食べてもらい、手に届く田舎を楽しんでもらえれば」と話しています。
 
「福亥のししラーメン」は、農家レストラン「かじかの里山殿下」で3月16日までの土、日、祝日に提供されています。価格は1000円で、小麦アレルギーに配慮して2月8日から「米粉麺」の提供もスタートするということです。

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