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レトロな白い石造り「立石岬灯台」 西洋への玄関口・敦賀の海を守って140年 <小旅>【福井】
福井県内の魅力を再発見する小旅のコーナーでは今回、敦賀市の立石岬灯台を紹介します。敦賀市の市章の中心に描かれているのが、敦賀の海を140年以上見守ってきた立石岬灯台です。
敦賀市の中心部から県道141号の終端まで車を走らせること約30分。敦賀半島の先端にあるのが立石漁港です。灯台はこの先にあります。
日本海を望む歩道に続く登山道を歩くこと15分。目の前が開け、立石岬灯台が姿を現します。白い石造りのこの灯台は、国の有形文化財に指定されています。
灯台そのものの高さは高さが8メートルですが、海抜115メートルの所にあるため、光は、約38キロ先まで照らすことができます。
立石岬灯台の歴史は古く、1881年(明治14年)に石造りの灯台としては初めて、日本人が設計、施工し完成しました。
1961年(昭和36年)に自動化されるまでは敷地内に宿舎が併設され、光を灯すための職員が暮らしていました。
この灯台が稼働して以降、敦賀港は飛躍的に発展し、西洋への玄関口・敦賀の礎を 築いた場所ともいえます。
140年以上、光を灯し続ける立石岬灯台。日本海の絶景とともに港湾都市、敦賀の歴史が感じられるスポットです。
<立石岬灯台>
場所:敦賀半島の先端にある立石漁港から徒歩で約20分
※登山道ではクマに注意。急傾斜もあるので、足元はスニーカーや登山靴がおすすめ。
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