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備蓄米1回目の放出 JA福井県は県産ハナエチゼンやあきさかりなど入札の9割を落札 3月下旬にも店頭に
10日から始まった備蓄米の入札でJA福井県は、県産のハナエチゼンやあきさかりなど入札した分の約9割を落札したことが分かりました。
政府はコメの流通の円滑化目的としては初めて、備蓄米21万トンを市場に放出する予定で、このうち15万トンを対象とした初回の入札が10日から始まりました。入札は事前に資格を得たJAなどの集荷業者を対象に行われ、全41品種のうち県産米では2024年夏に収穫されたハナエチゼンやあきさかりが対象となりました。
政府の備蓄米放出の方針に対し、当初は「断固反対」の姿勢を示していたJA福井県ですが、国の方針に従って受け入れることを決め、主に県産米の獲得を目指して入札。11日、9割程度が落札できたとする通知を受けたということです。
今後、各卸売業者への配分や販売額を決定した後に引き渡され、3月下旬にも店頭に並ぶ見込みです。
JA福井県では、需要に応じて2回目の備蓄米放出でも入札を検討しているということです。
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