落石と衝突のえちぜん鉄道 13日始発から全区間で運転再開へ 落石検知器を設置、事故区間は徐行運転【福井】|ニュース|福井テレビ

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落石と衝突のえちぜん鉄道 13日始発から全区間で運転再開へ 落石検知器を設置、事故区間は徐行運転【福井】

2025.03.12 16:50

えちぜん鉄道・勝山永平寺線の比島駅付近で走行中の列車が落石と衝突し脱線した事故で、運転を見合わせていた山王-勝山間が13日の始発から運転を再開することが決まりました。同区間では安全対策のため、時速25キロ以下の徐行運転となります。

 

線路脇で破砕作業が続けられている落石(3月10日撮影)

 

事故は3月2日の早朝、勝山発福井行の列車が線路上の落石と衝突し脱線したものです。発生から8日後の10日には脱線した車両を現場から移動させ、同日中に線路の点検・補修が完了していました。
  
運行に影響がないところまで落石の除去が進んだことから、13日からの運転再開が決まりました。午前5時20分勝山発福井行きの始発列車から全区間での運行を再開します。
 
落石は完全に撤去されておらず、今後、市と協議するとしています。

 

 

落石検知器を設置し徐行運転

 

別の車両に引かれ移動する事故車両(3月10日撮影)

 

えちぜん鉄道では安全対策として、事故があった現場付近に落石を検知する機器を新たに設置。同区間は時速25キロ以下の徐行運転とします。
 
この事故をめぐっては、国の運輸安全委員会が現地調査を終えていて、1年以内に調査結果を公表するとしています。

 

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