たき火やたばこの投げ捨てには厳重注意! 春は空気の乾燥で“山火事”発生の危険なシーズン 福井市で「山火事防ぎょ訓練」|ニュース|福井テレビ

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たき火やたばこの投げ捨てには厳重注意! 春は空気の乾燥で“山火事”発生の危険なシーズン 福井市で「山火事防ぎょ訓練」

2025.03.20 18:45

春にかけて空気の乾燥で山火事の発生リスクが高まることから、福井市内で消防署員や団員による山火事の防ぎょ訓練が行われました。
        
福井市国見中学校の裏山で、この地域を管轄する臨海消防署が行った林野火災防ぎょ訓練、春にかけてフェーン現象の影響で乾燥や強風に見舞われ山火事が発生するリスクが高まることから、毎年この時期に訓練を行っています。
  
訓練は、山でたき火の火が強風にあおられ燃え広がっているという想定で行われました。隊員らは、消防車から放水したり、燃え広がるのを防ぐためチェーンソーで木を伐採したりと、緊張感が漂よわせながら技術の向上に励みました。
 
3月から4月にかけ、岩手県の大船渡市では大規模な山林火災が発生。1週間以上延焼を続け、焼失面積は市の約9%にも及ぶ2900ヘクタールで、建物の被害は210棟に上り、平成以降、国内最大規模の甚大な被害となりました。
 
臨海消防署の久保誠課長補佐は「当然(福井も)岩手県のような火災も起こり得ることは考えられる。ひとたび発生すれば早期に延焼し非常に防ぎょ活動が困難。屋外におけるたき火行為やたばこの投げ捨てなど特に注意をしていただきたい」と話しています。
 
また、地域住民に消化器の使い方の講習も行われ「一連の訓練を通して住民の防火意識を高めてもらえたら」と話していました。
        

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