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「一公務員である副市長を処分していない。市民は納得しない」共産党の県・市委員会 略式起訴受けた小寺副市長の懲戒処分を福井市長に申し入れ
福井市の小寺副市長が市が公募した介護サービス事業者の情報を漏らしたとして、地方公務員法違反で略式起訴されたことを受け、共産党の県や市の委員会は27日、小寺副市長への懲戒処分などを西行市長に申し入れました。
日本共産党 福井市議会議員:
「略式であっても法令違反で起訴されることを鑑みて懲戒処分を行ってもらいたい。」
要請は▼3月末で辞職する小寺副市長に対して懲戒処分を行うこと▼市の幹部職員全体に法令違反がなかったかどうか外部委員が調査すること、の2点です。
申し入れに対し西行市長は「(小寺副市長が)辞職を申し入れて私が受理したことは一番重い対応だと思っている」と述べ、懲戒処分について明確な回答は避けました。そのうえで今後、立ち上がる第3者委員会の報告を基に検討するとしました。
報道陣の取材に対し鈴木議員は「起訴されることによって、副市長を辞めざるを得なくなるというのは社会的制裁であって、市長として、一公務員である副市長を処分していない。結果として期間分の退職金は満額で払われるし、市民は納得してくれないと思う」としました。
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