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解体工事、遺品整理の「タンナン重建」が自己破産 負債1億6300万円 前身の会社が2010年に不法投棄で産廃処理業の許可取り消し【福井】

2025.08.26 12:35

解体工事、遺品整理業の越前市粟田部町の「タンナン重建」が、福井地裁から破産手続き開始決定を受けたことが分かりました。
  
民間の調査会社・帝国データバンクによりますと、同社は丹南環境廃物処理(2016年解散)の営業を引き継ぎ「クリーンアース産業」として1995年に設立され、1998年に産業廃棄物集荷運搬の許可を取得。汚泥や廃プラスチックなどの産業廃棄物の収集、運搬、中間処理を手掛けていました。
  
一般廃棄物や越前市から委託を受けたペットボトルの収集に加え、住宅解体工事なども手掛け、2006年5月期には年間約2億5000万円の売り上げを計上していました。 
 
しかし、不法投棄をしたとして、2010年3月、福井県から産業廃棄物収集運搬業と産業廃棄物処理業の許可を取り消されました。これを受けて2014年にタンナン重建へと商号を変更し、住宅の解体と並行して遺品整理事業を開始。2020年5月期には年間約8800万円を売り上げていましたが、赤字が続いたため2025年2月末に事業を停止していました。
 
負債は債権者40人に対し、約1億6300万円です。

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