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昭和7年創業「稲山織物」が破産 代表は大野商工会議所・前会頭の稲山幹夫氏 負債10億3600万円 福井
大野市春日の稲山織物が福井地裁から破産手続き開始決定を受けたことが分かりました。代表者は、大野商工会議所の前会頭の稲山幹夫氏です。
民間の調査会社・東京商工リサーチなどによりますと、同社は1932年(昭和7年)創業の合繊織物製造販売会社で、スポーツ衣料やユニフォーム、高級婦人服用の素材を中心に、ポリエステルやアセテートなどの合繊織物を製造販売していました。
ピーク時の1992年3月期には年間約27億円の売り上げを計上し、高額所得法人にランクインするほどの実績を上げていました。
その後は、輸入品との競合が激化したことなどから売り上げが減少し、赤字決算が続き業績が低迷。この間、交通安全ポンチョなどのネット通販も開始しましたが、売り上げ減少に歯止めをかけることはできず、2023年3月期頃には年商5億円台にまで落ち込んだとみられています。
業況が回復する見込みがなく、資金繰りも厳しいことから2025年10月中旬には事業を停止し、福井地裁へ自己破産を申請。10月30日に破産手続き開始決定を受けました。
負債総額は債権者91人に対し約10億3600万円の見込みです。
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