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去年より4週間も早く 福井県が「インフルエンザ注意報」発令 感染者は前週の2.9倍に急増 丹南地域や福井市は“警報”レベルに
インフルエンザが猛威をふるっています。福井県は19日、県内の最近1週間のインフルエンザ患者数が基準値を上回ったとして、「インフルエンザ注意報」を発令しました。去年より4週間も早い発令です。一部では患者数が警報レベルに達している地域もあり、学校や学年の閉鎖も相次いでいます。
県が発表した、11月10日から16日まで1週間の感染症発生状況によりますと、指定された県内39の医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は1093人で、前週の約2.9倍に増加しました。
1医療機関当たりの患者数は28.03人で、注意報の基準値である10人を上回ったため、県は19日、インフルエンザ注意報を発令しました。去年より4週間早い発令です。
1医療機関あたりの患者数を地域別に見ると、丹南が46.13人、福井市が33.67人と30人を超える警報レベルの地域もあります。
また、19日午後2時現在、インフルエンザの発生により県内10の小中学校で学校閉鎖や学年・学級閉鎖の措置が取られています。
県はインフルエンザを予防するために▼外出後の手洗いの徹底▼室内の適度な湿度の保持▼十分な休養とバランスの取れた栄養接種といった対策を呼び掛けています。
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