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「両親を殺して自分も死のうと思った」実母殺害の62歳女が起訴内容認める 弁護側は介護による「うつ病」発症を主張、量刑が焦点に 19日に求刑、27日に判決
2024年9月、福井市内の自宅で実の母親を殺害し父親にけがをさせたとして、殺人と殺人未遂の罪に問われた被告の女の裁判員裁判の初公判が13日、福井地裁で行われました。被告の女は起訴内容を認めました。
殺人と殺人未遂の罪に問われているのは、福井市江尻ヶ丘町の無職の62歳の女です。
起訴状などによりますと、被告は2024年9月29日、福井市内の自宅で同居する実の母親の首を素手やネクタイで絞めて殺害し、同居する父親の頭をスパナで複数回殴り全治9日間のけがを負わせたとして逮捕されました。
被告の刑事責任能力を調べるため、約3カ月の「鑑定留置」とし精神状態などを鑑定してきました。その結果、福井地検は刑事責任能力があると判断し、2025年2月に起訴しました。
13日に福井地方裁判所で開かれた初公判の冒頭で、被告は起訴内容を認めました。
この後、検察と弁護人の冒頭陳述が行われ、事件当時、被告は持病の悪化や認知症の両親の介護でうつ病を患っていたことが明らかになりました。
検察が殺人という犯行の悪質さや結果の重大さを指摘したのに対し、弁護人はうつ病が犯行の直接的な原因だったことや、警察行政職員の夫に犯行を話した時点で自首が成立したことになるなどと主張しました。
本人質問で被告は「両親を殺して自分も死のうと思った」と話しました。
裁判は19日に求刑が行われ、27日に判決が言い渡されますが、刑の重さが争点となります。
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