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発達に特性がある子供たちを支援へ 福井高専の教授3人が起業 デジタル技術を活用した支援システムを開発
2026.02.02 18:30
福井高専の教授らが、デジタル技術を活用し子供の発達に応じた支援サービスを提供する会社を立ち上げたと発表しました。発達に特性がある子供たちの自己表現力を高めるシステムや、家庭と教育現場などの間で子供についての情報共有を図るシステムを提供します。
福井高専の小越咲子教授ら教授3人が設立したのは「株式会社みらいのでざいん」です。
小越教授らは、発達に特性があり支援を必要とする子供についての情報が教育・福祉・家庭・地域で共有されていないという課題に注目し、デジタル技術で現場をつなぎ、子供たちを支えるシステムを20年間にわたって開発してきました。
同時に、一人一人の特性に合わせてコミュニケーション能力を高めるための支援機器も手掛けてきました。

2日は、その支援機器の実演が行われました。
子供たちが小学校で飼育する機会が多いメダカを使ったシステムです。
メダカが泳ぐ水槽を映した映像に「今日の水は冷たいですか?」と問いかけると―
「水はちょっと冷たいけど、気持ちいいよ」と返答が。メダカとの会話を疑似体験できる仕組みになっています。
本物のメダカと話しているような体験を通じて、自分のことを表現することが苦手な子供が自分の感情を言葉にしたり、他者への理解を深めることができるようになるといいます。
小越教授によりますと、発達に特性があり支援が必要な児童は35人学級に3人程度いるとされていて「発達の特性に応じて一人一人の違いが尊重され、誰一人取り残さない、その人らしく生きることが当たり前に選ばれる世界になってほしい」と話していました。
開発されたツールは教育機関・行政・企業などでの導入を目指します。
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