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国内初 公共工事に廃炉で出るクリアランス金属を使用 低レベル放射能の原発廃棄物を国が認可し再利用 福井

2026.02.18 18:45

廃炉作業が進む原子力発電所から出る廃棄物のうち放射能レベルが極めて低い金属については、国が「クリアランス金属」と認証し、再利用や処分することになっています。このクリアランス金属を公共工事の建設資材に再利用する国内初の取り組みが南越前町で行われていて、18日にその現場が公開されました。

 

廃炉作業中の原発から出たクリアランス金属を再利用した公共工事が行われているのは、南越前町鯖波の日野川に架かる橋の建設現場です。
 
4基の橋脚のうち2基に、敦賀市にある新型転換炉「ふげん」から発生したクリアランス金属を含む約31トンの鉄筋が利用されます。
  
原発の廃炉によって発生する廃棄物のうち、人体への影響を無視できるほど放射能レベルが低いものは、国の認可や確認を受けた上で再利用や処分ができます。

これを「クリアランス制度」と呼び、工事で使用されるクリアランス金属もこの制度に則っています。
 
県内にかつて15基あった原発のうち7基で既に廃炉作業が始まっています。

 

県は廃炉作業を円滑に進めるためにも、クリアランス金属の再利用を推進していて、今回、資源エネルギー庁の実証事業として国内で初めて公共工事の建設資材に使用されることになりました。
 
県嶺南Eコースト計画室の忠田稔生室長は「鉄筋という形でクリアランス金属を使えることになった。今後、発電所から出てくるクリアランス金属の使用先として非常に有望。県としては、使用に問題がないということを国民や関係者に正しく理解してもらい、通常の金属と同じように市場に流通していく形で再利用が進むことが望ましいと考えている」とします。
 
今回の実証事業では、敦賀市内で行われている橋の補強工事にもクリアランス金属を含む鉄筋が使用されます。

 

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