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“夜中に火の見回りをする”石仏…総けやき造りの山門が出迎える古刹「引接寺」 悠久の時を超えた仏の教えに触れる“小旅” 福井

2026.04.02 19:35

500年を超える歴史をもつ越前市の古刹「引接寺」。総けやき造りの山門やわらじが供えられた石仏など、見どころが満載です。また、敷地内に建つ幼稚園には、かつて重要な施設として使われていた歴史がありました。

 

山門

 

石畳が続く越前市の中心部に構える引接寺。室町時代の1488年に建立された古刹は、天台真盛宗の別格本山として長い歴史を見守ってきました。
  
まず目を引くのが、総けやき造りの山門。滝をのぼる鯉や龍、そして堂々たる獅子。一つ一つに命の勢いを感じる見事な彫刻です。

 

石仏の地蔵尊と不動尊

 

境内を進むと、正面に本堂が見えてきます。
  
手前にはこの寺を創建した真盛上人が佇み、参拝客をあたたかく迎えます。
   
さらに足を進めると、市の文化財に指定された石仏、地蔵尊と不動尊が。戦国時代に作られたもので、足元にはたくさんのわらじが供えられています。
  
実はこの石仏、“夜中に火の見回りをして歩く”と伝えられていて、その「足」を守ってほしいとの願いを込めてわらじが供えられているそうです。

 

国の有形文化財にも登録される西洋建築

 

そして、この寺の敷地内には、もう一つの見どころが。
   
それが丈生幼稚園です。明治32年頃、福井市に建てられた県警察部の庁舎が大正13年にこの地へ移築・改修されたもので、今も現役の園舎として使われています。
   
近代国家を目指し、様々な面で西洋化が進んでいた時代背景を写した建物は、西洋建築の特徴的な意匠が色濃く残り、国登録の有形文化財にも指定されています。
    
悠久の時を超え仏の教えを今に伝える寺院に西洋文化が息づく建物。越前のまちの奥深さに触れられる「小さな旅」をしてみてはいかがでしょうか。

 

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