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江戸中期に創業し300年あまり…福井の老舗天幕問屋が破産 後継者も不在で経営継続を断念 負債は6400万円
江戸時代から300年以上続いた老舗、福井市順化にある合羽や天幕の問屋「森永防水布製品製作所」が福井地裁から破産手続き開始決定を受けたことが分かりました。
帝国データバンク福井支店によりますと、同社は江戸中期の1715年(正徳5年)に福井藩の呉服町で創業。以来、最も歴史のある老舗として雨合羽やテント設営、地鎮祭設営など手掛けていました。
しかし、昭和の最盛期から徐々に業界を取り巻く環境が厳しくなり、新型コロナウイルスの影響によるイベント需要の低迷で業績は悪化。大手繊維メーカーとの取引も採算が取れず、2025年8月期には売り上げが約2000万円にとどまり資金繰りが限界に達しました。
さらに、後継者が不在で先行きが見通せないことから2025年11月末に廃業を決断し、今回の措置に至りました。
負債は債権者約14人に対し、約6400万円です。
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