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2026年4月18日(土)放送
福井でワールドグルメってなんだー?
海外経験ゼロでも大丈夫。福井県内で”世界旅行”できちゃうグルメスポット3選
「パスポートは取ったけれど、円安と物価高でなかなか海外には行けない」——そんな方に朗報ジョイ!。
実は、福井県内にいながらブラジル、インドネシア、イタリアの”本場の味”を体験できるお店を調査。
今回は、海外経験ゼロの36歳・めしあがれこにお調査員が県内3店舗でワールドグルメを食べ歩く!
「急に海外!」——越前市の住宅街に現れたブラジル
最初の目的地は、越前市の住宅街にひっそりと立つアパートの一室。
「え、公民館の入口みたいな……」疑いながら引き戸を開けると、そこには会話も笑顔もブラジルな空間が広がるー。
パステラリア永田(越前市)は、ブラジルの定番ストリートフード「パステル」の専門店。
福井に住んで30年近いブラジル人ご夫婦が営んでいます。
注文したのは、一番人気のチキン&チーズパステル。揚げたての生地を開くと、チキンの風味がふわっと漂う。
「食べた瞬間にもうチキンの風味がめちゃめちゃ溢れてきますね。春巻きとはちょっと違う感じの……めっちゃおいしい!」
中が空洞になった生地の隙間に、ブラジルのサラダを詰め込む食べ方も楽しい。自家製チリソースとマヨネーズも添えると美味しさが増します。
お店のご主人は越前そばを、奥さんがお寿司を「日本で一番好きな食べ物」と答えてくれました。日本に来た当初は「白ご飯に味がない」と驚いたというエピソードも、福井との30年を感じさせます。
ブラジルへ実際に行くとなると、飛行機でおよそ30時間、チケット代も30万円ほどかかります。でもここなら格安でブラジルの味を堪能できるジョイ!
「アヒルのスブッス」——福井市で”ジャカルタ”へひとっ飛び
次に向かったのは、福井市のジャカルタフード・インドネシア。店内には小鳥のさえずりが流れ、インドネシアの空気がじんわりと漂います。
メニューを開いたこにおさんの目に飛び込んだのは「アヒルのスブッス」の文字。インドネシアで最も親しまれている料理のひとつだそうです。
「スブッス」という名前の由来が面白い。生姜や香辛料で煮込んだアヒルを油で揚げたあと、すりこぎ棒で肉を潰す(”潰す”がなまった)——この「潰す」作業から奥さんが考案した料理名なのです。
「さっき臭みがあるとおっしゃってましたよね。全然ないっすよ!」と、驚く調査員。
「確かに鶏肉とはちょっと違いますけど……パリパリ、パサパサで。歯はめっちゃうまい。はまりますよアヒル!」
デザートに出てきたのは「アイステレル」。
ココナッツフルーツ、アボカド、東南アジア最大の果物・ジャックフルーツ、牛乳、コンデンスミルクが合わさったインドネシアの定番スイーツです。「マンゴーとパイナップルとバナナを混ぜた甘さ」と言われるジャックフルーツは驚き食感。
ひと口食べて、調査員が放った渾身のダジャレ、「アイステレル……愛してる!」。店主の奥さん「私も使います!」と太鼓判をいただきました。
ヴェネチアの五つ星シェフが福井に——「モルト・ボーノ!」
3軒目は、福井市中央にあるオステリア・ダ・シルバーノ。「普段のイタリアンではないので」と案内役が一言添えるのにはわけがあります。
シェフのマスッティ・シルバーノさんは、イタリア北部・水の都ヴェネチアの五つ星ホテルでシェフを務めた本物のプロ。本場の食材をふんだんに使った料理を提供しています。
最初に運ばれてきたのはイカ墨のリゾット ヴェネチア風。ポイントはイカ墨だけでなく、イカの内臓もコクのために加えること。スパイスを効かせるのもこの地域ならではです。「めっちゃくちゃコクがあって、イカの甘みがめちゃありますね。モルト・ボーノ(とてもおいしい)!」
続いて登場したのは、ヴェネチアの酒場「バーカロ」でお酒のあてとして親しまれるフリット。エビ、イカ、ホタテに彩り野菜をカラッと揚げ、フレッシュレモンを絞っていただきます。そのレモンは、なんとシルバーノさん自らが栽培したもの。「今もヴェネチアの景色が見えましたね」と調査員が目を細めるほど。
締めくくりはティラミス。実はティラミスはヴェネト州トレヴィーゾ発祥。イタリア産マスカルポーネ、ヴェネト産サヴォイアルディ(ビスケット)、イタリア産エスプレッソで仕上げる「100%イタリアン」の一品です。「これはもうボーノっすね」——調査員の感嘆が止まりませんでした!
福井にいながら、世界へ
ブラジル、インドネシア、イタリア。それぞれの国への”旅費”と”所要時間”は、比べるまでもありません。
海外経験ゼロの調査員が一日で三か国を”旅した”ように、福井県内には本場の味を届けてくれる店が確かに存在しているジョイ。
いつか本当に海外へ行く前の下見として——あるいは、まずは食卓から世界を味わいに、ぜひ足を運んでみてジョイ!
