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2026年5月30日(土)放送
なんワン番組制作の裏側ってなんだー?
おかげさまで放送200回を迎えた「なんだー?ワンダー!」。視聴者の皆さんからのリクエストに応え、制作の裏側を初めて明かすジョイ!
「取材っていうのは、させていただいているんです」——そう語るのは『なんだー?ワンダー!』の創設メンバーの一人、宮塚調査員。
今回は、海に潜り、山に登り、穴に入るなど大自然にまつわるワンダーを数多く発掘してきた、ベテランディレクターに密着した。
”ジャズスタイル”ってなんだー?
5月2日放送回「宇宙に行ったサバ缶ってなんだー?」の制作工程の裏側に密着。
小浜市にある福井缶詰の工場取材から、サバ缶を宇宙食にしたいと考えた若狭高校への取材まで、ネタのリサーチから放送まで10の工程を追うことに。
宮塚調査員は、取材~撮影~編集まで一人何役もこなす。
取材対象者との距離感にあわせながら柔軟に対応するスタイルで、その哲学を、彼は「ジャズスタイル」と表現する。
「事前にめっちゃ勉強して台本を作っていく人もいる。でもそれはクラシックじゃないですか。僕はジャズスタイルで、その場で掛け合っていく」
マイナス25度の冷凍庫でノルウェー産のサバと向き合いながら、「なぜなぜ」で深掘りしていく。およそ2時間、ほぼノンストップで撮影が続いた。
真っ暗な編集室に朝5時から明かりがともっていた。そこにいたのは、もちろん宮塚調査員。
「僕、だいたい夜8時寝の深夜2時起きなんです、3時くらいから仕事して。朝7時に起きる人の10時半くらいの感覚です」
ちょっと何を言っているかわからないと思うかもしれないが、
取材相手や収録スケジュールにあわせて柔軟に仕事を進めるのも”ジャズスタイル”なのだ。
視聴者にとって何が大切か、チームで仕上げる
スタジオ収録に向けて仕上げたVTRは、視聴者が疑問に感じる表現がないか等、
編集会議でプレビューし、様々な視点をいかしながら中身を磨いていく。
「客観的に視聴者にとって何が大切か、主観的になりすぎず、チームで作ることが大事」
ひとりで作業を進めるからこそ、このひと手間が大事だと言う。
スタジオ、デスク、音効職人のリレーで磨き上げる
無事にスタジオ収録をおえると、次の工程は倉橋デスクに託される。
スタジオパートと取材VTRをまとめる一本化という作業でオンエア尺にあわせて番組を整えていくのだ。
なんワンには、凄腕の”音効”職人も関わっている。
映像にBGMと効果音を付ける「音響効果」担当・古川さんは、某国民的番組の音効を30年にわたって手がけてきた実績の持ち主。
「音楽は料理でいうと調味料。何もないと味気ないし、やりすぎると中身がわからなくなってしまう」
映像の”うまみ”を引き立てる音効こそ、職人の腕のみせどころなのだ。
音効職人から託されたデータは再び倉橋デスクの元へ、MA(マルチオーディオ)という最終調整に入る。
1秒を30フレームで構成するテレビの世界では、数フレームのずれが聞きやすさを左右するという。
<倉橋デスク>
「1フレーム、2フレームの違いで、心地いいかどうかが変わってくる」
こうして、調査員の持ち帰った映像は、編集会議、スタジオ収録、デスク、音効職人のリレーを経て1本の番組に仕上がるのだ。
放送当日、会社でオンエアを見届けた宮塚調査員は静かに言う。
「出てくださる人のおかげです。取材っていうのはさせていただいているもん。時間や知識を割いてもらっているから、リスペクトがないとだめです」
おかげさまで番組放送200回という節目を迎えた、「なんだー?ワンダー!」。
これからも福井の「なんだー?」から「ワンダー!」を見つけ出すべく、調査員は奮闘していくジョイ!

