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令和の米騒動から3度目の夏 コメ価格は下落傾向も「もっと安い方が」消費者の実感追いつかず 福井では県や市が県産米の消費喚起策
コメの価格が、下がり始めています。全国のスーパーでの販売価格は2週連続で3500円台と福井市内の売り場でも変化が出ています。ただ、価格は下がり始めても、家計の実感はまだ追いついていません。売り場から見える“家計のいま”を取材しました。
佐々木拓哉アナウンサー:
「福井市のスーパーです。こちらの売り場には県産のコシヒカリやいちほまれなどが並んでいます。価格は税抜きで5キロ3000円を切る商品も出てきています」
高値が続いてきたコメですが、店頭では少しずつ値下がりの動きが見えてきました。ただ、買い物客の受け止めは、人それぞれです。
「安くなっていると思う」
「(もう少し)安い方が良い」
全国的にもコメは値下がりしています。農林水産省によりますと全国のスーパーで販売された直近のコメの平均価格は、5キロ当たり3590円で2週連続の3500円台に。去年7月ごろと同じ水準になりました。
プラント清水店・田端孝宏副店長インタ:
「年初よりも3割ほど安くなっている。以前は5キロなどがよく売れていたが、今は10キロや30キロの玄米を買う客が増えてきている」
コメの価格は下がり始めましたが、より消費を促そうと県や福井市は取り組みを進めています。
県は8月末まで5キロ以上の県産米を1回購入するごとに地域通貨「はぴコイン」を1000円分を贈っているほか、福井市は県産米の購入に使える5000円分のまんぷく券を、今年3月末から市内の約5万2000世帯に配布しています。使用期限は9月末までで、市によりますと6月24日時点の使用率は44.4%となっています。
「まんぷく券を使おうと買いに来た。とても助かっている」という買い物客もいて、まんぷく券があることで普段よりも高価格帯のコメに手が伸びるとも話していました。
田端副店長は「福井の店舗ではコメの売り上げが昨年比約120%に伸びているので、効果はあると思う」とします。
今後もコメの価格が下がる中で、自治体の支援策も相まって新米を求める消費者も増えてくるのではないかと予想しています。「新米が出てから購入しようという人もいると思う。はぴコインのキャンペーンは8月31日が期限だが、ちょうど新米への入れ替えの時期なので影響があると思う」と田端副店長は話します。
「令和の米騒動」と言われて3年目の夏。消費者側から見ればコメの価格や供給量はようやく安定してきたようです。
ただ「少しでも安く買いたい」という意識は根強いようです。
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