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木の実たちの“サバイバル” 熟すと中から青い果肉が…鮮やかな色は生息域拡大の“手段” 世界一大きなマツボックリも 越前町の植物園で展示会 

2026.08.19 18:45

越前町の植物園ではいま、木の実をテーマにした展示会が開かれています。植物たちが生き残るために手に入れた、知られざる“実の秘密”を取材しました。

 

越前町の植物園「プラントピア」で開かれているのが、「世界の不思議な木の実展」。
    
松本淳園長:
「日本でもなじみのあるマツボックリです。で、こっちが世界一大きいマツボックリで、ナガミマツという種類です」
       
見慣れたマツボックリの隣にある、規格外の大きさのマツボックリ。長さは…園長の顔と同じぐらいあります。

 

会場には、アジアや南北アメリカ、アフリカなど、世界中から集められた約60点もの珍しい木の実が並びます。
   
日本最大のドングリや、山火事の熱を利用して種を飛ばす木の実など、驚きの“生き残り戦略”を持つ植物が大集合。
    
なぜこれほど多様な形をしているのか。松本園長は「植物の生えている環境、あるいは子孫を増やす作戦によって、実の形などにいろんな工夫をしている」と説明します。
   
展示会は「特に変わっているなというものをお見せできる機会になっている」といいます。

 

中でも、園長が「一番の推し」と語る不思議な木の実は、熟すとはじけて、鮮やかな青い果肉が顔を出します。
    
「タビビトノキというヤシの木の仲間の果実で、葉っぱの根元に水がたまり、それが旅人の喉をうるおした、ということで名前が付いたともいわれます。そして、花が終わり実が熟すと、はじけて青い果肉が出てきます」(松本園長)
  
果肉が鮮やかな青の理由については「クロシロエリマキキツネザルが種を食べて生息域を広げてくれるパートナーになっていて、サルが見つけやすいように青くなったとも考えられている」とします。
   
「世界の不思議な木の実展」は8月31日まで開催されていて、期間中は木の実を使ったクラフト教室など、夏の思い出作りにぴったりな体験プログラムも用意されています。

 

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