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2022年3月 福井テレビ番組審議会

<議題>

「コロナ禍の面会~がん患者の最期を追って~」
令和4年3月5日(土) 17:00~17:30

「今年度の福井テレビの番組全般について」

「福井県感染拡大特別警報」が3月22日以降も継続されたため3月度も、議題について各委員に書面による意見を求めた。
以下、委員の方から寄せられたご意見の概要です。

 

<審議概要>

「コロナ禍の面会~がん患者の最期を追って~」

・有名人まで影響があった現実を思い出して心に突き刺さるものがあり、コロナの怖さを再認識した。
・亡くなるまで家族に会えない未知のウィルスが大きく病院の現場を変えた、のコメントはとてもインパクトがあった。
・家族が一緒に側にいて看病したい気持ちとコロナ感染との間で十分に出来ないもどかしさを感じている苦しさが分かった。
・コロナ禍に於いて自分が同様の立場になったら面会・終活・家族との関係を考える良い機会となった。
・コロナ禍の面会、看取りのあり方について、考える機会を与えてくれた良い番組だった。
・面会緩和に向け葛藤する病院スタッフの姿と面会条件となっていた血縁関係に該当しない身近な家族の面会が叶った時の安心感を実にリアルに映し出し、他局ではあま見たことがない番組に仕上がっていた。
・感染者が出た場合に責任追及するマスコミの取材攻勢があるという事実を突きつけられたことを素直に反省せざるを得ないことに、この番組の重みを感じることができた。
・コロナ禍に暮らす中で、メディアも「生きることとは何か」「命とは何か」といったことを、考えるようになっているのだなと感じた。
・このテーマに取り組んだことそのものを評価したい。
・この番組を契機に、何か取り組みを起こす人・グループもあるかも知れないので、継続的な報道の取り組みを期待したい。
・自分たちの考えや対策の甘さを指摘されたようで、改めて警鐘を鳴らして戴いた感じで、今一度の万全対策の必要性が再認識でき非常に訴えるものが多かった。
・今回の「看取り、面会」を取り上げた番組は、生きていく上で非常に切実で大切なことを、コロナ禍という情勢の中で、タイミングよく、具体例を通して取り上げたもので、難しい課題へのチャレンジを、高く評価したい。
・「十分に別れを告げられないまま亡くなる人がいる・・、新型コロナも間もなく2年に・・」などと抒情的でなく、「医療、看護等関係者は行政への支援要請を含めて患者・家族のニーズに対応した具体案を考えるべき」との提言をしたら良かった。
・医師会の池端会長にインタビューをする場面があったが、面会制限の事情を聞くだけでなく、具体的対応への示唆も含めて今少し深く話してもらうべきではなかったか。
・面会が厳しく制限されているというので、取材はなおさら難しかったと思うが、より密着して、もう少し掘り下げることはできなかったか、とも思う。

 

 

「今年度の福井テレビの番組全般について」

・今年度の番組制作にあたり、コロナ禍であらゆる制約がある中、昨年度の経験を活かし、感染予防に最新の注意を図りながら、福井県民のために真実を伝え、元気と希望を与えてくれた番組スタッフに感謝したい。

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