2026年6月 福井テレビ番組審議会|会社情報|福井テレビ

会社情報

2026年6月 福井テレビ番組審議会

<議題>
ドキュメンタリー
「命追う者たち~クマ撃ちの老猟師~」

放送/令和8年5月30日(土)午前10時30分~午前11時25分

 

<番組に対する意見>

・番組の焦点が不明確。猟友会のドキュメントなのか、高齢猟師のドキュメントなのか熊問題を主眼に置いているのか見えにくい。
・焦点が散漫で、どこに当てたいのかが不明確だった。
・人物紹介が多く、猟師の日常生活の詳細な描写が不足している。
・人間の生活を守る狩猟と趣味の狩猟が混在しておりメッセージが曖昧。
・一般的な狩猟シーン(遠くから狙う映像)が不足。熊の直接的な捕獲映像がない。
・猟師の心の葛藤が最後に見えてくるが、もっと早期に描くべきだった。
・「里の平和を守る猟師」という表現は、行政の都合ではないか。市民との関係性が不明確。
・熊被害増加の説明と、6年間熊を取ったことがないという矛盾。視聴者が混乱する可能性がある。
・50年前と現在のデータ比較の根拠が不明確。60歳以上という年齢区分の理由が不明。
・貴重な映像が多く特に熊の生態や猟師のインタビューが印象的だった。
・猟師の話で『心臓が止まっても100メートル走る』という情報が興味深かった。
・熊の生息地の季節や場所の説明が不足していた。
・猟師の装備が山登りには軽く見えた。理由の説明が必要だった。
・熊の穴を発見したシーンで、カメラがライトを当てず、内部が見えなかった。
・緊急銃猟の判断シーンで、その後の映像がなく、展開が不明確だった。
・行政の曖昧な対応と、猟友会がそれでも活動する実態を説明すべきだった。
・ハンターの活動における趣味とそうでないものの割合などの全体像が不足。
・番組全体のメッセージが不明確。対策の緊急性か、個人のヒューマンストーリーか不明確。
・専門家や医師への取材も検討すべきではなかったか。
・秋田大学の熊被害に関する医学書など、専門的な情報源の活用があっても良かった。
・撮れ高を気にする発言が番組内にあり、画としてのインパクトを優先している印象を視聴者に与えかねずテレビマンとしてデリケートな対応が必要だったと思う。
・いい画を出すことより、何を伝えるかを優先すべき。
・ワナのシーンで、取材者の不注意が見られたが、安全面の注意喚起が不足していたのではないか。
・焦点が散漫で、もう少し的を絞ることで、より面白い内容になったのではないか。
・登場人物の矛盾や葛藤が十分に伝わってこなかった。
・1時間の番組で伝わる内容が限定的で、もったいなかった。
・視聴者の勝手な気持ちを視覚化してくれた、自分の矛盾に気付かせてくれた意味で、番組は有効だった。
・全国的に熊が住宅地に出現し、人身被害が拡大している中での制作放送はタイムリーであった。
・県内の現地取材を通じて、視聴者の興味を引く報告形式で、熊問題の本質と対応を伝えていた。
・狩猟関係者の思いや葛藤を伝えることで、熊問題への県民の理解が深まったと思う。
・害を与える熊が悪いのではなく、山の管理が重要。
・猟師は伝統的な生き物管理と調和の考え方を持っている。
・生き物への愛と人への愛のギャップに悩みながら葛藤している姿が印象的だった。
・行政の対応が甘いのではないかという点もあると良かった。
・初めて見聞きすることばかりでもう少し説明があると良かった。