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「コメの高温障害を防ぐために早植えを」福井市の農家・白井清志さんが富山県の農家に講演
コメの高温障害を防ぐため、早めの田植えや刈り取りに取り組んでいる福井市内の農家の男性が、14日、富山県から訪れた農家らを前に「独自のコメづくり」について講演しました。
講演したのは福井市下馬町の農家・白井グループの白井清志さん82歳で、14日は、富山県小矢部市からコメ農家22人が参加しました。
白井さんは約50ヘクタールの田んぼで6種類のコメを作っています。このうち、コシヒカリとハナエチゼンについて、白井さんは品質が低下する高温障害を防ぐために早植えを行っているとし、「登熟を暑い8月10日前後を避けて早くしたらどうだという考えで4月10日ごろに植えることをはじめた」と語りました。
参加した小矢部市の農家の人たちは「富山県でも遅植えは基本で、早植えすることによって品質が良くなる。作業分散に繋がる。従業員と相談して早植えに挑戦したい」と話していました。
この後、白井さんの田んぼに移動し、工場の設備や肥料散布などに使う大型ドローンを見学しました。
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