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「夢は世界一!」ブレイキン全国大会で優勝 福井市の小学3年生・林心晴くん 秀でた集中力と努力で進化中【福井】
2024年11月、神奈川県で開かれたブレイクダンスの日本一を決める大会の小学生低学年部門で、福井市の小学生、林心晴くんが優勝しました。「日本一」という結果の裏には、秀でた集中力と努力がありました。
福井市新保北にあるダンススタジオで、小柄ながらダイナミックな動きを見せるのは、小学3年生の林心晴くんです。
心晴くんは、ブレイクダンス日本一を決める大会の小学生低学年部門で優勝を果たした、期待の新星です。「勝ったかどうかもわからなくてぼーっとしてた。(審査員)全員が僕の方に手をあげた」と振り返ります。
Q.そのときどう思ったー
心晴くん:「もう、最高!」
小学1年生の時にブレイクダンスを習い始めた心晴くん。「テレビで『チェアー』ていう頭で足を浮かす技を見て、やってみたいなと思って練習していたら、ママがこのスタジオを見つけてくれた」と通い始めたきっかけを話します。
毎日の朝練習を欠かさず、レッスンのない日でも、学校から帰宅後に3時間ほど練習しているといいます。
Q.ずっと続けてできるのはなぜー
心晴くん:「ママのおかげ。動画とかで研究して、技とかを見て教えてくれる」
指導している中村さんは「素直で純真で、これをやると決めたら集中してやり遂げるまで練習し続けるのが、彼の特徴。集中力が人よりも秀でているのかなと思うし、人よりもブレイキンが大好きだと感じる」と話します。
ブレイクダンスの魅力について心晴くんは「表現するのが楽しい。バシッと決めて会場を沸かせるのが嬉しい」と目を輝かせます。
また、「一人だとあんまり楽しくない。すげー!とか言われるとテンションが上がって、動きが良くなる」と仲間の存在の大きさも感じています。
将来の夢について聞くと「世界一!オリンピックに出ること」と力強く答えてくれました。
福井から世界へ。若きダンサー、林心晴くんの活躍に目が離せません。
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