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「恐竜時代のかおり」でおもてなし 大阪・関西万博の福井県ゾーン エステー×県立恐竜博物館が共同開発
恐竜王国・福井をアピールする香りが開発されました。その名も「恐竜時代のかおり」。誰も嗅いだことのない香りが、大阪・関西万博の福井県ゾーンで来場者を迎えています。

世界の英知が集まる万博は、新たな技術や商品の発信の場でもあります。
西田茜記者:
「大阪・関西万博の関西パビリオン、福井県ゾーンにやってきました。こちらでは恐竜時代のかおりの噴霧が始まっています。大自然を思わせる、心が癒やされる香りです」
万博にある福井県ゾーンでは、本物の恐竜化石や当時を再現した映像など、恐竜に特化した展示が楽しめ、好評を博しています。
ここで来場者を出迎えるのが「恐竜時代のかおり」。県と包括連携協定を結んだ芳香剤メーカーのエステーが、県立恐竜博物館と共同で開発しました。
エステー・上月洋社長:
「我が社では言葉から香りを作る技術を持っていて、みなさんのイメージが香りに直結する作り方をしているが、今回は想像力が重要だった」

香りは2種類あって、一つは“恐竜時代の大地”をイメージした土を感じる香り、もう一つはシダが生い茂る“恐竜時代の森”をイメージした香りです。
来場者からは、高級感がある神秘的な香りだとの声が上がっていて、万博会場での映像や音に加え、香りでも恐竜王国・福井をアピールしています。
来場者は―
「いい香りがした。また福井に行きたくなった」
「本を読んで楽しそうだと思い、楽しみにしてきた。昔を感じられる香りがした」
恐竜時代の香りは、万博の会期中は福井県ゾーンで、終了後は県内のホテルや公共交通機関などで楽しめるということです。
エステーでは、万博会場で楽しめる2つの香りのほか、恐竜時代の空をイメージした香り「スリリングスカイ」も開発。こちらは県立恐竜博物館で、万博期間の10月13日まで楽しむことができ、万博会場との相互誘客を狙います。
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