「職責果たすうえで性別は意味を持たない」女性初の福井県警本部長　増田美希子氏「警察に対する信頼に応えたい」抱負語る｜ニュース｜福井テレビ

福井県警本部の増田美希子本部長が28日に着任会見を開き「社会情勢の変化に対応できているか常に気を配り、警察に対する信頼に応えたい」と抱負を語りました。
　　　　　　　　　
4月25日付で福井県警本部に着任した増田美希子氏は、東京都出身の47歳です。東京大学教養学部を卒業後、2000年に警察庁に入り、警察庁長官官房調査官や警視庁公安部の参事官などを歴任しました。県警本部としては初の女性本部長です。
　
増田美希子本部長：
「福井県の皆さま、そして福井県を訪れる方々の安全の確保という職責を果たす上で本部長自身の性別というのは特別な意味を持たないと思っている。社会情勢の変化というのは治安上の課題に直接影響を与えるものである。我々も、福井県、あるいは福井県を訪れる方々のニーズの変化を適時的確に把握しながら、警察に対する信頼にしっかりと応えていきたい」
　　
また、増田本部長は自身も子育て経験がある一人として「共働きや子育てをしながらも、働きやすい職場をつくりたい」として、ひとりひとりが生き生きと働ける職場環境を作っていきたいと話しました。