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ねっとり濃厚な甘み“幻の黒ダイヤ” あわら市の農園でイチジクが収穫期 赤、白だけじゃない…貴重な“黒”も…スイーツで旬を味わう
秋の味覚イチジクが旬を迎えています。よく見かける赤、白のほかにも、数が少なく貴重なことから「幻の黒ダイヤ」とも呼ばれる黒イチジクもあります。生産農家と完熟イチジクを使ったスイーツを取材しました。

あわら市青ノ木にある農園「あわらフルーツランド」では、ハウス4棟と露地で10品種約150本のイチジクを栽培しています。一般的な赤や白のほか、黒のイチジクもあります。
8月下旬からは赤イチジクや白イチジクが収穫時期を迎えています。
食べ頃のイチジクの見分け方を、農園を経営する平岡敏尋さんに聞きました。
「まず一番分かりやすいのが、色が濃いこと。なおかつ、お尻の方がちょっとひび割れしていることと、触ってみて柔らかいこと。この3つの要素で判別しています」
あっさりとした甘さとみずみずしさが特徴だという赤イチジク、とれたての味は―
武田祐季アナウンサー:
「トロッとした食感で甘く、香りもいいですね」
しかしここ数年、同農園ではイチジクの収穫量が例年を下回っていて、一般客向けのイチジク狩りを2年連続で中止しました。
「例年に比べたら、7割から、良く言っても8割。やっぱり気候の変動の影響が大きいのかな」と平岡さん。夏に雨が少なかったことや、昼と夜の気温差が小さかったことなどが原因ではないかとみて、せん定や水やりの方法を工夫しているといいます。

そんな中、これから旬を迎えるのが、黒イチジクの「ビオレ・ソリエス」。平岡さんによると「幻の黒ダイヤと言われているくらい貴重」だといいます。
黒イチジクは赤イチジクより小ぶりで濃厚な甘さが特徴です。
イチジクは追熟をしないため、平岡さんは完熟するのを待って収穫しています。
ただ、完熟したイチジクは傷みやすく1日から2日ほどしか日持ちしないため、市場には出荷せず業者や消費者に直接販売しています。

販売先の1つが、坂井市丸岡町山竹田にあるカフェ「鈴廼園」です。カフェの担当者は「完熟なので、とっても甘くてとろりとした濃厚なのが魅力」と話します。
販売しているイチジクのスイーツは、クリームチーズやオリーブオイルをイチジクに合わせたワッフル、アールグレイの茶葉を練り込んだスポンジでイチジクを包んだロールケーキ、シフォンケーキで生クリームとイチジクを挟んだシフォンサンドの3種類です。
平岡さんのイチジクは甘さが強いため、イチジクが主役になるようなデザートに仕上げているといいます。
数の少ない黒イチジクは、入荷した日にだけシフォンサンドとして提供しています。
武田祐季アナウンサー:
「黒イチジク、初めて食べたんですけど、すごく甘いです。食感はねっとりとしていてフルーツとは思えないぐらい濃厚な甘さがあります」
食べ頃を見極め、完熟するまで大切に育てられるイチジク。赤と白のイチジクの収穫は9月中、黒イチジクは10月中旬まで続きます。
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