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コロナ禍で依頼が減少 探偵事務所に破産手続き開始決定 別事業の借り入れやコロナ融資の返済も負担に【福井】
個人や法人などから依頼を受け、浮気調査や不動産調査などを行っていた福井市の探偵事務所「ARE」が、福井地裁から破産手続き開始決定を受けてたことが分かりました。
民間の調査会社・帝国データバンクによりますと、「ARE」は2004年に営業を開始し2019年に法人化した探偵事務所で、個人や法人から浮気調査や結婚調査、身元調査、資産・不動産調査などの依頼を受けて探偵業務を行っていました。
2019年12月期には年間約3000万円の収入がありましたが、新型コロナの影響で調査依頼が減少し、同業者との価格競争などから業績が低迷。2023年12月期には年間約1500万円の収入に落ち込みました。
業績改善の見通しが立たない中、別事業での借り入れやコロナ融資の返済負担から資金繰りが悪化し、事業の継続を断念しました。
負債は債権者11人に対し約3000万円です。
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