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セクハラ問題で辞職 福井県の杉本達治知事が記者会見 再出馬は「考えていない」退職金は「規定に従い受け取る」
辞職願が議会で承認された福井県の杉本達治知事が4日に会見し、6年7カ月の県政運営において「悔いはない」と述べたうえで、再出馬への意欲を問われると「考えていない」としました。自らの不祥事で2期目途中での失脚となりました。
杉本知事は、複数の県職員にセクハラにあたる不適切なメッセージを送っていたことの責任を取るとして、3日に県議会議長へ辞職願を提出。県議会は4日の本会議で全会一致で同意しました。
採決後に議場を退席した杉本知事は、午前11時から報道陣の取材に応じました。冒頭、セクハラ問題についてや任期途中での辞職について詫びた後、2期、6年7カ月間の自身の功績について語り「悔いはない」としました。退職金について問われると「これまで県政の推進のため全力で取り組んできた」として規定通り受け取る意向を示しました。
再出馬については「考えていない」とし、次の知事に期待することを問われると「北陸新幹線の京都・小浜ルートでの開業、福井アリーナの整備など待ったしの課題解決に向け、尽力してほしい」と述べました。
杉本知事を巡っては、県職員の1人が知事からセクシャルハラスメントが疑われる不適切な内容のテキストメッセージが送られたと外部窓口に通報。これを受け、外部の弁護士3人による特別調査委員会が全庁職員約6000人を対象に知事からセクハラを受けたことがあるか見聞きしたことがあるかを問うメールでの調査を進めていて、その調査結果の公表が年明けにずれ込むことを受け、知事は「県政により深刻な影響を与える」と12月議会が始まる前に辞意を表明したとしていました。
県議会の宮本議長は、県選管に12月8日に知事の辞職を通知する予定で、知事選挙の日程は、1月8日告示、25日投開票が有力視されています。
次の知事が決まるまでは副知事の中村保博氏が職務代理者を務めます。
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