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中学生が考案の「パワフルシャキシャキサラダ」県庁食堂に登場 献立コンテスト入賞メニューを日替わり提供【福井】

2025.01.22 18:45

全国学校給食週間に合わせて、県内の児童生徒が考案した給食メニューを味わうイベントが福井市内で始まっています。
       
22日、ランチタイムの福井県庁の食堂の日替わり定食のメインは、牛すじ大根煮やエビフライですが…注目は「パワフルシャキシャキサラダ」です。
  
県産キュウリやニンジンの他、ひじきや切り干し大根が加わり、鉄分とカルシウムなどの栄養も摂取できる一品で、食感も楽しんでほしいと福井市内の中学生が考案しました。
       
食べた人達からは「彩りもよくさっぱりしていて歯ごたえがあっておいしい」「栄養も考えられてて中学生ってすごい」と大好評でした。
 
県は、地元の食材を活用し食育につなげてもらおうと、朝ごはんや給食の献立を募集するコンテストを毎年開いていて、20日から入賞メニューが県庁食堂の定食の一品として日替わりで提供されています。
  
このサラダを考案したのは、足羽中学校の特別支援学級の生徒で、カルシウムと鉄分をとるために切り干し大根やひじきを使って調理し、クラスメイトの4人が家庭科の授業で試作を重ねて献立を完成させました。
  
生徒たちは「栄養面を調べたのが大変だった。教科書やタブレットで調べた。トウモロコシは、もともと入れていなかったが、見栄えや彩りを考えて黄色は入れた方がいいってなと思い入れた」と工夫を話してくれました。
  
彩りにこだわり不足しがちな栄養素をとり入れることで、食べると元気いっぱいになる「パワフル」なサラダが出来上がり、生徒たちは「もともと料理はしないが、これをきっかけに料理したい。栄養を勉強できたのが良かった」と話しています。
 
県庁食堂では、24日まで入賞メニューを日替わりで提供します。
 
コンテストでは、応募があった約2100作品のうち21作品が入賞。定食では、他の学校の生徒や児童が考案した「雑穀健康おにぎり」や「とみつ金時のごま風味みそ汁」なども提供しています。

また、足羽中学校の生徒が考案した「パワフルシャキシャキサラダ」は、県立図書館内のカフェ「あすわの木」でも25日と26日の定食メニューで提供されるほか、第2弾として、嶺南でも入賞メニューを提供する予定です。

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