ニュース
県内のニュース
前知事の県職員へのセクハラ受け 福井県がハラスメントの実態把握へ全庁調査 第三者窓口も設置
福井県は、前知事が20年にわたり複数の女性職員に対しセクハラ行為を行っていた事を受け、全庁的なハラスメント被害の実態調査を実施すると発表しました。調査開始に合わせて第三者相談窓口も新たに開設されました。
調査は、ハラスメント被害の現状や杉本達治前知事によるセクハラ被害について把握し、組織文化の問題点を明らかにするとももに、被害者救済や実効性ある再発防止策につなげることを目的に行われます。
調査対象は会計年度任用職員を含めた約4700人で、2月16日から27日までの間に専用のアンケートフォームにオンラインで回答する形式です。今回は県立病院職員の約1300人は含まれておらず、今後、勤務形態の特殊性を考慮し別途実施するとしています。
具体的には▼現在、ハラスメント被害に悩んでいるか、また人事課による調査を希望するか▼過去に受けた(相談を含む)ハラスメントについて、何らかの行動を行ったか、行わなかった場合の理由、行った場合のその後の対応、当時の職場の状況、必要と思ったサポート▼前知事からのハラスメントの有無、何らかの行動を行ったか、行わなかった場合の理由、必要と思ったサポート、などが設けられていて匿名で回答することができます。
併せて、外部弁護士が対応する第三者相談窓口が開設されました。特に県の相談窓口には通報しにくい、あるいは通報したが対応が不十分だった場合などを想定しています。
相談員は弁護士の井筒智子氏が担当し、ハラスメントを受けた本人だけでなく、同僚や家族、上司からの相談も受け付けています。人事課への情報提供をする際は、相談者の意向を確認するなど、不利益な取扱いを受けないよう配慮するとしています。
福井県では、第三者委員会から前知事の県職員へのセクハラ行為が認定されたことを受け、ハラスメント対策が急務となっていて、知事などの特別職を含めたハラスメント防止の条例案を2月20日開会の定例県議会に提出する方針です。
一緒に読まれている記事
-
セクハラ辞職した前福井県知事 説明責任果たさず 退職金は6000万円のうち1500万円返納で“幕引き” 「私人なのでこれ以上の対応難しい」県が明言
-
「もう一度、職員の気持ちを一つに」武部衛氏が2人目の福井県副知事就任へ 県議会が人事案に同意 前任がパワハラ疑惑で辞任し空席
-
「政策立案に深い知見」武部衛氏(58)を福井県副知事に起用へ 石田知事が正式に県議会に説明 前任の中村氏がパワハラ疑惑で辞職
-
セクハラ辞職の前福井県知事、杉本氏から退職金の一部「1500万円返納した」の連絡 杉本氏の要求で“これ以上の返還求めない”覚書交わす
-
セクハラ辞職の福井県前知事、退職金の一部返納にあたり“これ以上を求めない”「合意書」を要求 県が手続き進める
-
福井県立病院のハラスメント調査 職員150人が「現在、悩んでいる」 前知事からのセクハラは2人が「被害受けた」
-
「現在もハラスメントに悩んでいる」県職員262人、教職員245人の福井県 コンプライアンス推進本部が始動 個別の事案は扱わず…各部局の取り組みなど確認へ
-
「知事がセクハラで、私がパワハラ…大変恥ずべきこと」前知事の“側近”中村副知事が福井県庁を去る 退職金支給は保留の可能性
-
女性職員へのセクハラ行為で敦賀市の30代男性職員に戒告処分 行為認め反省の意思を示す 市は1月にハラスメント防止要綱を改正 福井
-
ハラスメントに悩む県職員は262人 「何をしても解決しない」調査依頼は39人に留まる 中村副知事による被害の申告も 前知事のセクハラ受けた福井県の全庁調査
- 広告


