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大雨災害の能登へ福井市が職員と給水車を派遣 能登町で27日まで活動【福井】
21日に発生した大雨災害で大規模な断水が起きている石川県能登町に向けて、福井市と敦賀市は23日、給水車と応援隊を派遣しました。
このうち福井市から石川県能登町へ派遣されるのは、3トンの水を運ぶことができる給水車1台と作業補助車1台、職員4人です。
23日午前9時から、市の給水管理事務所で出発式が行われました。
現地に向かう福井市給水管理事務所の山口武彦さんは「正月の地震に続いて今回また水害ということで、かなり多くの家屋が断水していると聞いてる。できる限り応急給水活動をしていきたい」と話しました。
職員らは9月27日まで現地に滞在し、能登町内の避難所や学校、公民館などで給水活動を行います。
23日午後4時の石川県が発表では、主に輪島市、珠洲市が被害の中心となっています。
▼死者7人、行方不明者2人
▼14地区56集落が孤立
▼42避難所に合わせて632人が避難
▼断水は5060戸
▼停電が3720戸
▼床上・床下浸水は仮設住宅6団地を含め調査中
元日の地震の後に記録的な大雨に見舞われ、復興までにはさらに時間がかかりそうです。
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