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餌を丸のみし巨大化…竜脚類の謎に迫る 全長19メートルシンジャンティタンや“学説を覆す”化石も 福井県立恐竜博物館で特別展が開幕 夏休み期間は時間延長
勝山市の福井県立恐竜博物館で10日から草食恐竜に焦点を当てた特別展「竜脚類」が始まり、巨大な全身骨格などが来場者を圧倒しています。
特別展では、長い首と尾、そして4本の頑丈な足が特徴の竜脚類の進化の歴史や生態を、国内外から集められた貴重な標本を通して紹介しています。恐竜博物館の湯川弘一研究員によりますと「竜脚類は地球の歴史上で最も大きくなった草食恐竜のグループ」だということです。
会場に入ると、まず目につくのは「トゥリアサウルス」の全身骨格。
また、アメリカから貸し出された「ブラキオサウルス」の前肢の複製は、その高さが約5メートルに及び、竜脚類のスケールの大きさを物語っています。
さらに、今回の目玉の一つが、アジア最大級の竜脚類とされる「シンジャンティタン」の全身骨格。全長約29メートルに及ぶこの骨格は、発掘されたそのままの姿を示す「産状骨格」として展示されていて、ジュラ紀の巨大恐竜の息吹を間近で感じることができます。
湯川研究員によりますと、竜脚類がこれほど巨大化できた理由として、餌を丸のみできたことも理由として挙げられるということです。
特別展では、日本の恐竜史を塗り替えた発見も紹介されています。1978年に岩手県で発掘された「モシリュウ」の二の腕の化石です。
この発見があるまで、「日本には陸上の恐竜はいない」という当時の学会の定説でしたが、この一本の化石がその常識を覆しました。特別展では、日本で発見された竜脚類の化石が一堂に展示され、日本の恐竜研究の原点に触れることができます。
特別展「竜脚類」は、勝山市の県立恐竜博物館で11月3日まで開催されます。夏休み期間の7月18日から8月16日までは混雑が予想され、開館時間が延長される予定です。
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