#10 福井の星をあつめろ!|福井テレビ

番組情報

Fukuiクエスト 放送日
#10 福井の星をあつめろ!
2025年06月21日(土)放送

星空が美しい六呂師高原。
そこに週末限定のカフェが開かれます。星空案内カフェ「ほしのいと」です。

 

 

 

 

 

運営しているのは、大野市の地域おこし協力隊として、大野市に移り住んだ望月詩織さん。望月さんは、カフェの運営だけではなく、WEBデザイナーの経験や絵心を活かし、ホームページや情報紙の制作、グッズ販売など、大野市の星空をPRする活動を続けています。
そんな望月さんが「もっと広く、もっと多くの人に情報発信をしたいと考えた時、ある課題が見えてきた」といいます。
それは、望月さんの価値観だけで広報するのではなく、もっといろいろな視点を考慮した情報発信が必要なのではないかということ。もっと、いろんな星の楽しみ方を探したいと考えたのです。

 

そこで田辺研究員、望月さんのために、“福井の星にまつわる場所をめぐるミニツアー”を敢行。
まずは、福井県立歴史博物館へ。
そこには、江戸時代に福井でオーロラが見えたという記録が残されていました。
北の空が真っ赤に染まる様子が描かれた絵図を見学。江戸時代の夜空を見上げた人物に思いをはせ、望月さんは大いに感激。

 

 

次に向かったのは越前焼の工房「星川窯」。
こちらでは、宇宙をイメージした陶器が生み出されています。
作っているのは、星川佳寿美さん

 

 

 

 

宇宙をイメージする深い青を生み出すために、工夫しているのが“釉薬”だといいます。
吸い込まれるような青い陶器に魅了された望月さんは、その場で大野の星空をイメージしたスケッチ画を描き、「スケッチを元に器を作って欲しい」と、星川さんにお願いします。星川さんも快諾。果たして、どんな器が出来るのでしょうか

 

 

 

星は、昔から人々を魅了したようで、その証があるという福井駅西口のセーレンプラネットへ。
展示されていたのは、室町時代に描かれた星図「天之図」です。
室町時代の星図を堪能した後、田辺研究員は見せたいものがあると、望月さんをドームシアターに誘います。
特別に依頼してドームシアターに映し出されたのは、江戸時代に福井で観測されたオーロラを再現した映像です。

 

 

江戸時代の夜空に、赤いオーロラが浮かび上がりました。
今回のツアーを通して、望月さんは「いろいろな人と出会うことで、視野がひろがり
新しい観点から星をPRできる」と思いを新たにしていました。

 

 

 

 

【お問い合わせ】

星空案内カフェ ほしのいと

https://starry-ono.jp/cafe/

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