#13 海ごみをアップサイクルして宝物にせよ!|福井テレビ

番組情報

Fukuiクエスト 放送日
#13 海ごみをアップサイクルして宝物にせよ!
2025年07月12日(土)放送

今回のクエストは「海ごみをアップサイクルして宝物にせよ!」。
やのぱん研究員と田辺研究員が海ごみを使ったものづくりに挑戦します。

 

「捨てられるもの」「不要になったもの」を全く新しい価値を持つものに生まれ変わらせる取り組み「アップサイクル」。
このアップサイクルに取り組んでいるのが、福井市にあるトンカンテラスの黒田さんです。

 

 

 

 

福井県内で実施されるビーチクリーンで回収したプラスチックの海ごみを買い取り、コースターやカラビナ、さらには楽器などに再生するなど「海ごみを宝物に変える」活動をしています。
黒田さんが手掛けた数々の海ごみグッズの中から、2人が気になったのが「ボールペン」。普段使いするボールペンなら、「手に取るたびに海ごみ問題について考えるきっかけになるのでは」と考え、今回は、ボールペンを作ることに決めました。

 

 

材料にはもちろん海ごみが必要ですが、黒田さんから「おもしろいビーチクリーンがある」と紹介され訪ねたのが、小浜市の矢代海岸です。
ここでは、SUPとビーチクリーンを掛け合わせた「SUP DE ビーチクリーン」という海のアクティビティを楽しみながら海をキレイにできるSDGsに配慮した取り組みが行われています。

 

 

2人は「SUP DE ビーチクリーン」に参加することに。早速、SUPを使って普段は行くことができない無人浜を目指します。
絶好のSUP日和の中、美しい海を満喫していた2人ですが、目的地の無人浜には大量のごみが…。SUPを楽しむだけでなく、ビーチクリーン活動にも精力的に取り組み、少しばかりではありますが、無人浜の海ごみを減らすことに成功しました。

 

 

港に持ち帰った海ごみは、高圧洗浄機で汚れや塩分を洗い流します。手間のかかる作業ですが、これを怠ると、機械をダメにしてしまうなど今後の工程に悪影響があるのです。なので、丁寧に汚れを流します。

 

 

 

 

 

こうした手間をかけて、手に入れた海ごみを黒田さんの元へ届けます。
キレイに洗った海ごみを細かく粉砕し、成形機と呼ばれる機械に入れます。すると・・・。

 

 

 

 

 

見事マーブル模様の可愛らしいボールペンが完成しました。
やのぱん研究員は、海ごみをボールペンに「レベルアップ」させたことから、作ったペンを「レベルアップペン」と命名。LABOオリジナルの海ごみアップサイクルグッズが誕生しました。

 

 

 

 

黒田さんのパワーボールには「アップサイクルをみぢかに」の文字が。
海ごみをアップサイクルする活動に、多くの人が関心を寄せることで、「日常生活のごみ問題に目を向ける人が少しでも増えること」を期待しています。

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