#17 福井をモルックの聖地に!|福井テレビ

番組情報

Fukuiクエスト 放送日
#17 福井をモルックの聖地に!
2025年08月16日(土)放送

今回のクエストは「福井をモルックの聖地に!」。 

フィンランド発祥のアウトドアスポーツ「モルック」は、長さ約20cmの木の棒を投げて「スキットル」と呼ばれる12本のピンを倒し、得点を競うスポーツです。ピンを1本だけ倒した場合は、そのピンに書かれた数字が得点になり、2本以上倒した場合は倒した本数が得点になります。先に50点獲得したら勝利となりますが、50点を超えてしまうと点数が25点に戻るなど、シンプルながら戦略性のあるルールが魅力です。

 

 

このモルックを福井県内に広めようと活動しているのが、今回のわがまちプレーヤー・ト井玲於奈さんです。
「モルックは誰でも楽しめるスポーツ。年齢、性別、障がいの有無にかかわらず、多くの人に体験してもらいたい」との思いから、卜井さんは、毎週、鯖江市や坂井市で練習会を開催し、モルックの楽しさに触れられる機会を積極的に作っています。

 

 

練習会には、小学生から高齢者まで幅広い世代が参加し、和気あいあいとした雰囲気の中でモルックを楽しんでいます。ト井さんのこうした活動をきっかけに、福井県内ではモルックの輪が徐々に広がっています。中でも、最も盛り上がりを見せているのが勝山市。地元のモルック愛好者たちは、市の協力を得て公園の一角をモルック専用のコートとして整備しています。この日も20人以上の愛好家が集まり、にぎやかにプレーしていました。

 

 

その中のひとり、島田淑弘さんはなんと90歳。3年ほど前に娘さんの勧めでモルックを始めたそうです。島田さんは、点数計算で頭を使うこのスポーツにすっかり魅了され、今では心も体も元気に過ごせていると話します。
モルックは、全身を使う「運動」であると同時に、戦略を練る「思考力」も必要とされるため、「考えて動く」ことでフレイル(心身の衰え)予防にも効果があると注目されています。

 

 

モルックの楽しさを体感しようと、福山研究員も、実際にモルックで対戦。島田さんたちと心地よい汗を流しました。
モルックの楽しさを体感した福山研究員に、ト井さんから「福井をモルックの聖地にするために、一緒に大会を開催したい」との提案が。「Fukuiクエスト杯」を開催し、福井のモルック熱をさらに高めていくお手伝いをすることになりました。

 

 

ト井さんのパワーボールに込められた「広がれ モルック」。
この思いを実現するために、LABOとして、今後もモルックを応援することを卜井さんに約束しる福山研究員なのでした。

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