学校屋上の謎数字ってなんだー? | なんだー?ワンダー! | 福井テレビ

番組情報

なんだー?ワンダー!
土曜夕方6時29分

2026年9月26日(土)放送

学校屋上の謎数字ってなんだー?

「7の6って、何だろう?」地図アプリを眺めていた投稿者が気づいた、鯖江市の立待小学校の屋上に描かれた大きな数字。いったい誰が、何のために??謎の数字の正体を調査したジョイ!

 

 

 

「番地?」「7年6組?」町の人も首をかしげる謎数字
調査員が現地へ向かうと、確かにそこには「7・6」という文字が。学校の先生に聞いても、「住所のようなものかな??」と首をかしげるばかりで、数字の意味は知らないという。街の人々に聞き込みするも、答えはバラバラ。「番地?」「7年6組ってこと??」「7-6=1で、この小学校がナンバーワンを取るという志では!?」といった声まで飛び出す始末。謎は深まるばかり。

しかも、県内の建物を調べてみると、屋上の数字は、小学校だけでなく・・・、土木事務所や、体育館にも。一方で、数字がまったくない小学校も存在していた。学校の施設ということで、県の教育委員会を訪ねると、対応してくれた3人は顔を見合わせ、首をかしげる。。すると、ひとりが一言。「屋根に書いてあるから……防災???」。

 

阪神・淡路大震災がきっかけだった
その言葉を頼りに、県の防災担当部署へ。なんと答えは明快。「公共建物番号表示」と呼ばれるもので、防災ヘリが上空から建物を識別するために整備された目印だと教えてくれた。県内で屋上の数字表示の整備が始まったのは2001年(平成13年)のこと。阪神・淡路大震災の際、他県からの防災ヘリや自衛隊のヘリが応援に駆けつけたものの、土地勘がなく建物の判別に苦労したという教訓から生まれた。数字の意味はシンプルだ。最初の数字が市区町村を示し(県なら0、福井市なら1)、後ろの数字が施設ごとの番号。つまり「7の6」は、鯖江市の立待小学校を指す。県内では406か所に整備された記録があり、小学校は指定避難所であるため、多くに表示があったのだ。

 

「最後の確認は、やはり番号あると確実」
では、GPSが発達した現在、この番号はもう不要なのか。最前線に立つ県防災航空隊の整備士に聞くと、「GPSがあればそれでいきますけども、最終的な確認は、やはり建物を認識するには番号で識別できますので、間違いないということですね」目的地まではGPS、建物の最終確認は番号。番号が補い合う形で、建物を見分ける目印になっている。

 

高さ50メートル、3分で救出
今年、発足30周年という県防災航空隊。なんと防災ヘリへの特別同乗が実現した。要請からおよそ15分で離陸。現場上空約50メートルの高さからワイヤー1本で降下する隊員たち。救出開始からヘリへの収容まで約3分という、驚きの迅速さだった。その無駄のない動きは、日々の訓練の積み重ねによるものと言える。

小学校の屋上に描かれた「謎の数字」は、いざというときに命をつなぐための、静かなサインだったジョイ!