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コンパスを狂わせる磁石岩、海を見守る白亜の灯台 神秘の島「雄島」を巡る小旅 【福井】
福井県内の魅力を再発見する「小旅」のコーナーは今回、坂井市三国町の雄島を巡る小さな旅です。大自然が生み出す絶景や神秘的なスポットにご案内します。
越前海岸で一番大きな島が、坂井市三国町にある雄島(おしま)です。
海岸から雄島へと続く赤く塗られた雄島橋はの下に目をやると、橋を挟んで両側から波が押し寄せる独特な光景を見ることができます。
海の安全を守る灯台

224メートルの雄島橋を渡り島に入ると、目の前に78段の石段があります。上ってさらに2分ほど歩くと現れるのが、雄島灯台です。白亜の小型灯台で高さは約11メートル。1954年の初点灯から70年以上、三国の海の安全を守ってきました。
地下水が湧き出した瓜割の水

近くには「瓜割の水」との案内板が。向かってみるとー
吉田圭吾アナウンサー:
「かなり急ですね。斜めの岩を歩く感じ。あーあった!これだ!瓜割の水」
岩場にある水たまりが「瓜割の水」です。雄島に降った雨が地下水となり、岩の割れ目を伝って地表に湧き出したものといわれています。すぐそばには日本海。しかし、海水ではありませんでした。
この「瓜割の水」は瓜を入れると割れるほどに冷たいことから名付けられたそうです。
雷が落ち強力な磁場が…

周囲が約2キロある雄島を北東に歩いていくと、今度は「磁石岩」と書かれた看板が、説明文には“方位磁石を狂わせる”と記されています。
果たしてどんな岩なのか―
オイルコンパスを実際に磁石岩の上にのせてみると、北を示す矢印の向きが変わりました。なぜ、一部の岩で磁場が乱れているのか明確には分かっていませんが、一つの仮説として、岩に落ちた雷の影響で強い電流が流れ、局地的に強力な磁場が発生したのではないかといわれています。

灯台に湧き水、そして磁石岩。見どころがぎゅっと詰まった神秘的な島・雄島。「小旅」ならぬ「小冒険」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
<雄島>
場所:坂井市三国町安島
アクセス:えちぜん鉄道の三国港駅からバスで約15分
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