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福井の老舗「安部書店」に特別清算開始命令 少子化による教科書販売の縮小、書籍離れで減収続く 負債額9100万円
昭和20年創業の福井市の「安部書店」が7月9日、福井地裁から特別清算開始命令を受けたことが分かりました。負債は約9100万円です。
民間の調査会社・帝国データバンクによりますと、安倍書店は1945年(昭和20年)に創業し10年後に法人化した書店で、外販で県内の学校や大学向けの教科書販売なども手掛けていました。
昭和60年代には福井市東部の郊外に相次いで出店し、書籍や文房部の販売に加えビデオテープやCDレンタルも手掛けていましたが、周辺に大型専門店が進出したため1996年(平成8年)にはレンタル部門を廃止しました。
ピーク時は、大型ショッピングセンター内の2店を含む4店舗を運営し、98年7月期には年間の売上高が約5億1000万円を計上していました。
しかしその後、県外資本の同業者との競合や少子化による教育関係書籍の販売減少に加え、活字離れが進んだことから店舗の閉鎖を余儀なくされ、減収で推移。2021年7月期には年間の売上高が約1億5000万円まで落ち込み先行きが見通せないことから、2022年6月に設立された同商号の新会社に事業を移管しました。新会社は事業を継続しています。
同社は2025年2月の株主総会の決議により解散し、今回の措置となりました。負債は債権者6人に対し約9100万円です。
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