ニュース
県内のニュース
美浜原発の避難道路 年度内に県が調査設計に着手「大きな一歩踏み出した」 早期実現に向け機運醸成【福井】
美浜原発で事故が発生した際の避難や地域振興のため、美浜町と滋賀県高島市を結ぶ道路の早期実現を目指す同盟会の総会が、18日に美浜町内で開かれました。県が今年度中に調査設計に入ることを踏まえ、美浜町の戸嶋秀樹町長は「大きな一歩を踏み出した」と力を込めました。
総会には、会長を務める美浜町の戸嶋秀樹町長のほか、美浜町や県議会の議員ら約30人が出席しました。
町は4年前に同盟会を設立し、美浜町新庄の県道213号から滋賀県高島市マキノ町につながる約6.3キロの「美浜・高島道路」を整備るよう国や県に求めてきました。現時点では、原発事故で避難が必要になった場合、東西の経路のみのため、新たに南への道路を整備し多重化を図るとしています。
この道路を巡っては、原発の立地地域の将来像を考える国主催の「共創会議」で「国が今後取り組む事業」と位置付けられ、県が今年度、調査・設計に着手する計画です。
こうした進捗を踏まえ、美浜町の戸嶋町長は「我々がずっと願ってきた大きな一歩を踏み出すことになった。ただこれは調査段階の入り口。我々は工事のつち音が着実に響き渡るまでしっかりこうした会を通して訴えていく必要がある」としました。
会合では、引き続き国や県に対し早期整備を要望していくことや、高島市と啓発動画などを作成して機運醸成に努めることなどが決議されました。
一緒に読まれている記事
-
タービン蒸気漏れの美浜原発3号機 再稼働せず16日から定期検査入り 点検内容の変更はなし
-
稼働中原発の“緊急時対応”を見直し 内閣府と福井県が協議 原子力災害、自然災害の各対策本部の合同会議など定める
-
「60年運転に向けて心配」町議会の声 美浜原発3号機のタービン蒸気漏れで関西電力が調査状況を報告 福井
-
蒸気漏れの美浜原発3号機…高圧タービン上部のカバーに穴 運転開始から50年間、補修や交換なし 関西電力が調査状況を公表
-
「もっともっともっと、安全に」 再び原発の新設に動き…東日本大震災から15年 「日本のエネルギー支える」原発と歩み続ける立地住民の思い 福井
-
「前は向いているけど複雑…」東日本大震災から15年 原発再稼働に揺れた福井県おおい町 住民が今も抱える葛藤、原子力との“共生”の模索
-
美浜原発3号機の50年超運転へ 関西電力が原子力規制委に施設の管理計画を申請 来年12月で運転開始50年
-
原発の新設へ 関西電力が美浜原発でのボーリング調査を公開 地元事業者「やっとここまで来たか」 福島第一原発事故後、国内初 福井
-
関西電力の美浜原発「乾式貯蔵施設」 原子力規制委が設置を許可 福井県内で2例目
-
高浜原発の「乾式貯蔵施設」原子力規制委が設置を許可 福井県内の原発で初
- 広告


